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考えてみれば全員が全員、どちらかと言えばお助けキャラのような感じなのかもしれない。
困っていれば力になってくれるけど、その実、見守っている事の方が断然多い。
別に一度しか使えない究極のカードって訳じゃないけど、日本名はアイテムが強力なほど勿体ぶって最後まで使わないタイプなのだ。
対してクンたちは率先して駆けつけ、さっさと手を取ってくれる。
どちらが良いのかなんて日本名じゃないから判断出来ないけど、バランスが取れていて良いんじゃないかと思う。知らんけど。
「あとはまあ、一つ上は誤魔化しが効かないと言うか……」
「誤魔化そうとするAが悪いんじゃない？」
「さすがクンさん、痛い所を突いてきますね」
「アホやなぁ。テヨン達は解ってても気付かん振りしてくれてるだけやん」
「なるほど。そういうのがヒョン達の優しすぎる所だって？」
「大正解です」
「……ええんか？」
「何が？」
「テヨンもジャニも、ついでにテイルヒョンも、クンみたいに世話焼きになってもええんか？ドヨンみたいにうっさくて、テンみたいに……いや、テンはそうでもないな」
「ポンさんは週に一回近状報告させてくるよ」
「へえ、そうなんだ。今日はしたの？」
「しました！ポンさんは猫になりたいって……あれ、そんな事言ってたっけ？」
「それのどこが近状報告なん？」
日本名が手を組んで天井を見上げ、思い出そうとうんうん唸る。
クンは隣でそれを眺めつつも、取り皿におかずを綺麗に盛り付け、最終的にこっちへ寄越してきた。
もしかしてクン、オレの事も妹やと思ってるんかな。
そういう冗談を口に出して言ってやろうとすれば、後ろの方からガラっと扉の開く音が聞こえてくる。
「……わっ、なに？何のパーティー？」
「おっ、やっと来た。遅いわ」
「テヨンさん、ご馳走ですよ。いっぱい食べてください」
「Aもね」
困惑したままオレの隣に座るテヨンの肩に手を置いて、とりあえずそこらへんに置いてあった割り箸を渡す。
果たしてこの量、無事に四人で食い切れるんだろうか。
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せの(プロフ) - ありがとうございます！楽しんでいただけたようで嬉しいです。またお暇なときにでも読んでいただければと思います！ (2020年8月7日 9時) (
レス) id: 8c6ff02c0b (このIDを非表示/違反報告)
も(プロフ) - せのさん〜！沢山更新お疲れ様です！せのさんペンとしては突然の大量供給に飛び上がりました(≧∀≦)ジェミンとの回、私の予想では悠太くんも連れ込んで一緒にお泊りかなと思ってたので意外な展開にワクワクしました！！2人で映画みて寝落ちしたのも可愛かったです(^-^) (2020年8月3日 0時) (レス) id: 7e1d3bac26 (このIDを非表示/違反報告)
せの(プロフ) - つきさん» ありがとうございます！気楽に書いたものをあげているだけなので、そこまで褒められると恐縮なのですがとても嬉しいです。またお暇なときにでも読みに来ていただけたらと思います！感想とても嬉しく、ありがとうございました。 (2020年7月28日 10時) (レス) id: 8c6ff02c0b (このIDを非表示/違反報告)
つき(プロフ) - 特に授賞式の章が好きです。いつも自己投影せず第三者の気分で紅一点を眺めているのですが、メンバーと同様紅一点の人間性に内実が詰まっていて、読むたび感動します。これだけ詰まったお話を書くのはきっと大変かと存じますが、応援しております。 (2020年7月24日 10時) (レス) id: 1c49931e2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：せの
| 作成日時：2020年7月22日 10時
