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「三食きちんと食べて筋肉を付けないといけないんですけど、つい癖で抜いちゃうんですよね」
「……あっちにいた時はあんまり食べなかった？」
「食べなかったですよ。ドヨンさんみたいに素焼きの木の実ばっかり食べてました」
「だからあんなに嫌な顔したのか」
「思い出しちゃって」
からかうように笑いながら背中を起こしたAが、フロアに座り直してオレを見た。
何か言いたい事があるような気がして、しゃがみ込んでいた自分もAの前に腰を下ろす。
予期せず話すことになってしまったけど、想像していたイメージとは真逆だった。
だからこそ、その口から何が飛び出してくるかいまいち予想が出来ない。
だとしても自分の方が年上だし、男だし、しっかりしないと。
何を言われてもドンと構えていようと背筋を伸ばすと、やっぱり予想外な言葉がAから放たれてしまう。
「ドヨンさん、友達はいますか」
「は？」
もしかして自分はこの目の前の女の子に一人ぼっちだとでも思われてるのだろうか。
そんなに友達がいないように見える……？
いやいや、いつもジャニヒョンやユタヒョンと話してるところ見てるだろ。
同い年だからテンとだって話すし、年下とだってよく話してる。
いや、それってメンバーだから？
あれ？メンバーって友達に入るのか？
メンバーは兄弟みたいなものだとよく言うけれど、だとすれば、いや、えっと……
意外と難しい『友達』という概念に押し黙って悩んでいると、Aが「あっ、言葉が足りなかったかも」と訂正を始める。
「ドヨンさんって悠太くんとはグループに編成される前から仲は良かったんですよね？」
「……うん、多分」
「多分？」
「いやちょっと、今は自信が……」
「そうなんですか？あの人、ドヨンさんと前から仲が良かったって言ってたんですけど」
「ユタヒョン……！」
「もしかして不仲だったりします？」
「この反応でどうしてそう思うんだよ」
だからと言ってどうでも良さそうなAにじとりと目線を返すと、Aがひらひらと手を振って、また「冗談ですよ」と答えた。
さっきから冗談ばっかりだ。
なんとなく頭の中にヘチャンやテンが浮かんで消えていくのを感じながら、話を先に促す。
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25 - SM所属グループの話見たいです！ (2021年1月1日 3時) (
レス) id: f58940c23e (このIDを非表示/違反報告)
せの(プロフ) - ankoさん» やった〜！ありがとうございます！どこまで書けるのか解らんけど頑張ります！ (2020年3月5日 12時) (レス) id: ce3e37b412 (このIDを非表示/違反報告)
anko(プロフ) - せのさんが書くお話、どれも好きです！NCTが読めるなんて〜！これからも楽しみにしてます。 (2020年3月5日 11時) (レス) id: 23643689be (このIDを非表示/違反報告)
せの(プロフ) - マさん» わあ〜！前のから見てくださってありがとうございます！これからもゆるく書いていきます〜〜！！ (2020年3月5日 11時) (レス) id: aa0d284841 (このIDを非表示/違反報告)
マ - 番外編を読んでたので、本編？が始まってて本気で嬉しいです！これからもたのしみにしてます！ (2020年3月2日 23時) (レス) id: ea0b23572b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：せの
| 作成日時：2020年2月17日 11時
