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チソンに詰め寄る友人たちを見ながら、名探偵のように顎に手を添えてみるけど、こればっかりは何の情報も無さすぎる。
チソンは覚えてないと言うし、Aヌナは言わないだろうし、チョンロは……チョンロは無理だな。
じゃあヒョン達をに詰め寄るしか……
そんな算段を立てていると、エントランスの奥からマクヒョンの声とAヌナの声が聞こえてきた。
また皆の行動がストップする。
ジェノだけが僕と同じような顔で悩んでいるけど、お前はこのまま何も知らずに生きていてほしい。
「おっ！なんだお前ら、こんなところで〜」
そう声を上げたマクヒョンの言葉に、今度はヌナの動きがぴたっと止まる。
マクヒョンに向いていた顔を、まるで油を刺していない錆びたロボットみたいにギギギと動かして、Aヌナは僕達全員を眺めた。
というかヌナ、マクヒョンは大丈夫なんだな。
まあ、ヒョンだし。そりゃそうか。
「……じゃあマーク、また後で」
「は？いや、今から飯だって、」
「きゅ、急用で……！」
取り繕ったように笑って、元来た道をAヌナが逆走していく。
それを見て一番先に動いたのはジェミニだった。
「チソンア、追え！」
「えっ！？」
「いいから！早く！」
「えっ、あっ！……行ってきます！！」
ジェミンがチソンの背中を押して無理やり走らせると、焦りながらもチソンは頷いてヌナの背中を追いかけていった。
多分チソンはまた記憶を無くすんだろう。
今だって、どうして自分が走ってAヌナを追いかけているのか分かっていないのかもしれない。
二人の関係は相変わらずで、多分この先もこうだ。
そうだと思いたい。
MK「何……？」
RJ「ヒョン、ヒョンは何も知らなくて良いんですよ」
JN「……オレは？」
HC「お前もだよ」
CR「あーあ、お腹空いた〜」
JM「とりあえずご飯食べに行かないと。マクヒョンの奢りで」
MK「何でだ」
HC「チソンアもすぐ戻ってくるだろうしな〜」
RJ「何か会話してくると思う？」
JM「誰がそんな事思うんだよ」
CR「それにしてもさっきのヌナ、ちょっと前のチソンみたいで面白かったよね」
HC「それな〜」
チョンロの言葉に共感しながら頷いていると、マクヒョンが「だから何だよ！」とバカでかい声を響かせた。
せっかくだからヒョンの奢りで、主役のいないAヌナの誕生日パーティーでも開くとしよう。
...
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いお - 血つながってる・・・？繋がってない・・・？ (2021年2月6日 1時) (
レス) id: 685ff8592b (このIDを非表示/違反報告)
も(プロフ) - せのさん» わ〜！！またせのさんの書くNCTが読めるって考えただけでもう楽しいです（ ; ; ）私の感動を伝えたかっただけなのでレス不要です！返信ありがとうございました！ (2020年2月12日 18時) (レス) id: 7e1d3bac26 (このIDを非表示/違反報告)
せの(プロフ) - もさん» ありがとうございます！何度も読んでいただけて嬉しいです！ちょこちょこ書いてるので纏まってきたらアップしたいと思います〜！ (2020年2月12日 8時) (レス) id: ce3e37b412 (このIDを非表示/違反報告)
も(プロフ) - 最近NCTに沼入りしましてこの作品を何十回と読み返しています！NCTの紅一点を書かれてる方は他にもいらっしゃるのですがせのさんの紅一点が世界で一番すきです、、、（ ; ; ）せのさんの気分が乗ったときで構わないのでまたせのさんが書くNCTのお話が読みたいです^ ^ (2020年2月7日 0時) (レス) id: 7e1d3bac26 (このIDを非表示/違反報告)
せの(プロフ) - alexandrite_bbcさん» ありがとうございます。簡単に書けるようなものではないので予定は無いですが、また機会がありましたら (2019年11月27日 8時) (レス) id: c619cb401b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：せの
| 作成日時：2019年11月4日 16時
