【ユーリ!!!on ICE】ダイヤモンド (ページ6)

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『もしもし？おじいちゃん？私。A。』

コーリャ「おぉ。Aか。元気か？」

『うん。元気。ユーラチカも元気よ。』

コーリャ「お前といればユーラチカが元気じゃない時なんてないだろ。」

『そんな事ないわよ。ユーラチカだって人間よ？おじいちゃん。』

コーリャ「はっはっはっ！どうだ？世界大会の練習は。」

『その事なんだけどね。私。今回の世界大会は出ないの。』

コーリャ「どうした。怪我でもしたか？」

『違うの。今回は私、コーチになるの。』

コーリャ「コーチか。」

『ユーラチカと日本の勝生勇利の。』

コーリャ「そうか。お前の演技が見れんのか。」

『それはどうかしら。おじいちゃん。』

コーリャ「ん？どういう事だ？」

『ﾌﾌｯ、兎に角。ユーラチカと勝生勇利の世界大会での演技。見ててね。』

コーリャ「楽しみにしてる。」

『じゃあね。腰、悪くしないようにね。』

ﾌﾟﾁｯ

ユーリ「姉ちゃん。今の誰と電話してたんだ？」

『おじいちゃん。』

ユーリ「じぃちゃん！？じぃちゃん、元気だったか！」

『えぇ。ピンピンしてるわ。』

ユーリ「そっか！」

『世界大会。楽しみにしてるって。』

ユーリ「俺。姉ちゃんとじぃちゃんが感動する演技するから！」

『頑張って。』

ユーリ「おぅ！」ﾆｶｯ

『私も……頑張らないとね…。』