#12「高校1年生-2」 ページ13
入学から1ヶ月が経ち…
明日から宿泊研修でキャンプの行事である！
「たのしみーーー！！」
「わかったから人の部屋で大声ださないで」
直人の部屋でたのしみだなあと勉強する直人の周りをうろちょろする。
「だってキャンプってわくわくしない？カレーつくって〜キャンプファイヤーして〜…あ！宿泊研修で告白すると一生付き合えるってジンクスがあるから私直人に告白するね、任せて！」
ぐっと親指を立てると「もう付き合ってるじゃん…」と直人が呆れた視線を浴びせる。
「あー、そっかあ、そういう場合ってノーカンなのかな…」
「バカなの…？」
ーーー
次の日。
「そういえばA酔い止め飲んだ？バス酔うでしょ」
「うん！飲んだし比較的前の席にしてもらったから」
そっか、と直人は安心したように笑う。
直人は優しいなあ…
バスの席は離れてるけど班は一緒だから一緒に行動できるし〜
2泊もするし〜
「じゃあ、なんかあったらメールして」
と、直人はバスに先に乗り込む。
「はーい！」
「ねえねえAちゃん！」
クラスの子たちが2-3人私を囲う。
「ん？なになに？」
「Aちゃんって橘くんと付き合ってるの？」
「うん！幼なじみで彼氏だよ！」
その言葉に「きゃ〜」とか「羨ましい〜」という声が上がる。
「いいなあ、ちょっとバスでその話詳しくききたい！」
「もちろん！」
そう言って私もバスに乗り込んだ。
ーーー
バスが走り出して30分ほどが経過した。
Aはバス酔い大丈夫かな、そんなことを考え窓の外を眺める。
「なあなあ橘！」
「…？なに？」
クラスの男子3人がこちらをみて目を輝かせてる…
「橘ってさ、青山と付き合ってんの？！」
「あー…幼なじみで一応彼女」
「まじかよー！！」
3人は「やっぱりー」とか「やべー」と騒ぎ出す。
「青山可愛いもんな、ぶっちゃけどこまでいってんの？」
その言葉に少しイラッとする。
「寝る」
「おい橘〜！教えてくれよ〜！！！」
こうして高校生活はじめての行事、宿泊研修が始まった。
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ひなねお。(プロフ) - 神永さん» 神永様 読んで頂きありがとうございます。これからも更新がんばりますのでよろしくお願い致します。 (2023年1月31日 8時) (
レス) id: b38f05cbc4 (このIDを非表示/違反報告)
神永(プロフ) - 直人の夢小説少ないから凄く嬉しいです…！直人の性格と行動が解釈一致過ぎて愛してます。更新楽しみにしています！（オリフラ着いているので取った方がいいと思います、お気をつけください！！） (2023年1月31日 0時) (レス) @page8 id: c0702c41ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひなねお。 | 作成日時：2023年1月27日 16時
