🍭 ページ32
.
ヒョン達が連絡を取り合ってから数日後。
個室のレストランで、目の前に座るAさんと、…もぐもぐ食べる秘書たち。
HC「やば、めっちゃ美味しい！ヒョンも食べなよ」
MK「お、ほんとだ」
『もう、ドンヒョク勢いよく食べ過ぎ』
HC「えへへ、ごめんなさーい」
うちのドンヒョクがごめんなさい、って言うAさんは、まるで二人のお母さんみたい。
そうは言ったって、うちのヒョンも珍しくこういう場で結構食べてるから、きっと気を許してるんだろうな。
DY「ところで、二人とも具体的な作戦は決めたんですか？」
『具体的な…作戦、といえば？』
DY「例えば、お互いのどこに惹かれた、とか…そういう裏設定もしっかりしておかないと、この偽婚約がバレる方が危ないんですから」
そう言って、大きな口で食べるヒョン。
そうだ、頭のいいヒョンの言うことは聞くべきだ、大体ヒョンの言うこと聞いておけばほとんどの事は上手くいく。
JW「そうなると…Aさんと、僕が出会ったのは…」
HC「待って、さん付け、ですか…？」
『え？』
MK「お〜…恋人って、そんな距離感ある呼び方でいいのかなって、思うんですけど…」
そう言われて、Aさんと目を合わせる。
ダメ、なのかな、なんて思ったのはAさんも同じだったようで、ヒョン達が頭を抱えたのが目の端に見えた。
.
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
それから、たくさんの裏設定を話し合った。
僕達はお見合いの前にパーティーで出会ってて、そこから仲良くなって…みたいな、少し詳しめに。
大体のことが決まった頃には、もうデザートになっていて。
すると、食べ終えたヒョンが席を立った。
DY「…と、ここからは二人で話し合ってもらいますか？ほら、お互いに慣れる必要もありますし」
HC「そうですね、じゃ、僕達は少し外出ますね〜」
『え？あ、』
.
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1360人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「NCT」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちょんぽむ(プロフ) - まこさん» 本当ですか🥹ちょっと不安だったので嬉しいです…ありがとうございます！ (2022年10月8日 13時) (
レス) id: d126820032 (このIDを非表示/違反報告)
まこ(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！これからの展開楽しみにしてます！ (2022年10月6日 20時) (レス) @page34 id: b641e1ddfb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちょんぽむ
| 作成日時：2022年6月14日 18時
