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『…絶対嫌だ』
MK｢そんなこと言ったって、その日は迫ってるだけですけど｣
『ねえマーク、結婚しない？この運命から逃げない？』
MK｢あ、えっと…！｣
HC｢それなら僕が結婚してあげる〜♡｣
そんなドンヒョクをスルーしながら、ついに明日に迫ってしまったお見合いに頭を悩ませる。
おばあちゃまの無茶振りは昔から変わらず、今回は明日から五日間連続でお見合いの予定が入っている。
HC｢悩んでるヌナ可愛い、いつもかっこよくて綺麗って感じなのに｣
『いい加減なこと言って…』
HC｢今日午後のスケジュール空いてるから、五日分の洋服見に行きましょ｣
MK｢それもいいけど、ちゃんと相手のプロフィールも目を通しておいてください、一応失礼の無いように…｣
どうせ成立しないとは思うけど、と言うマーク。
もちろん、私だってお見合いで出会って結婚だなんて考えてない。
両親は運命的に、お花畑で出会ったと。そう聞いてからは、それが憧れだったのに…
…けど、おばあちゃまの｢孫の顔が見れないまま死ぬほうの気持ちを考えてみなさいな｣という言葉にちょっと悩んでしまう。
おばあちゃま、体調が優れないことが多くなってきて、もう先がそこまで長くないかもしれない、なんて考えてしまうと…
おばあちゃまは、私が幼い頃に両親を交通事故で亡くしてから大事に育ててくれて、化粧の楽しさを教えてくれたのもおばあちゃまだ。
まだ私が若いのに、私の情熱を信じて会社を任せてくれて、だから私は今ここに座っている。
『孫の顔、かあ』
MK｢えっ？｣
『うん？』
MK｢あ、何でも…｣
少し、前向きに考えなくてはならないかもしれない。
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ちょんぽむ(プロフ) - まこさん» 本当ですか🥹ちょっと不安だったので嬉しいです…ありがとうございます！ (2022年10月8日 13時) (
レス) id: d126820032 (このIDを非表示/違反報告)
まこ(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！これからの展開楽しみにしてます！ (2022年10月6日 20時) (レス) @page34 id: b641e1ddfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょんぽむ
| 作成日時：2022年6月14日 18時
