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†。°6 ページ6

ものの15分20分ほどでバイクが帰ってきた。



出迎えようと思い望のベーコンを振り払って入り口へ。
でもいつまで経っても扉は開かない。



「…しげ?神ちゃん?」



扉を開けると、そこにはスキンヘッドの見覚えのない人。
やばいと思ったときにはもう遅かった。



ゴンッ、という鈍い音と共に頭に感じるやけつくような痛さ。
そのまま倒れこんでしまいスキンヘッドは黒倉庫へ入っていく。



「の、ぞむ!!りゅうせ…!」



雑魚だって、中間先輩は言ったのに。
しげは?神ちゃんは?



声が聞こえたのか奥の方からドタドタと足音が響いてくる。
もう落ちそうな意識を奮い立たせ、無理矢理体を起こして座った。



カキンカキンと鳴り響く物と物が当たる音。
そうか、あたしはバットで…



頭から血が流れてきているのが分かる。
おでこから頬に流れ、顎から床にポタポタと赤い花が咲いていく。



濱「A!?」



あ、三人が大学から帰ってきたみたい…



「奥に…スキン、ヘッドが…望とりゅうせ…」


濱「分かった分かった。喋らんでいい。照史、上に運んだってくれ。淳太治療頼んだ」



濱田先輩は奥へ消えていく。
そしてフワリと体が浮いた。



桐「ええぞ、寝ても」



その言葉で何かが切れたのか、あっというまに意識が闇に落ちていった。

†。°7→←†。°5



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カジャリア(プロフ) - お酢んさん» ありがとうございます!よろしければepisode0にもぜひお越しください(^^) (2018年9月14日 9時) (レス) id: 94c6d0cc26 (このIDを非表示/違反報告)
お酢ん(プロフ) - 完結おめでとうございます!そしてお疲れさまでした。臨場感あふれてて面白かったです!! (2018年9月14日 7時) (レス) id: 4a771cb855 (このIDを非表示/違反報告)
カジャリア(プロフ) - Rare fruitさん» ありがとうーもう泣いちゃう(T_T) 0もお楽しみに笑 (2018年9月12日 20時) (レス) id: 94c6d0cc26 (このIDを非表示/違反報告)
Rare fruit(プロフ) - びりーばーねお最高だった!!!やっぱこの話好きだわーって毎日思ってた笑エピ0楽しみにしてるよ!! (2018年9月12日 19時) (レス) id: 362d8b3af6 (このIDを非表示/違反報告)
カジャリア(プロフ) - のんすけさん» ありがとー!下書きしてあるから楽々笑 (2018年9月9日 1時) (レス) id: 94c6d0cc26 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カジャリア | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kajya1734  
作成日時:2018年8月23日 19時

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