†。°41 ページ41
走ってるうちにメンバーも追いついて、結局全員で今大きな扉の前に立っている。
ゲームでいうところのラスボスのような感じをかもしだす扉。
誰も口には出さないけれどここに主要人物が全員いることは分かっていた。
あたしに至っては心臓が飛び出そうなほど緊張している。
今までかすり傷一つついてないのが不思議だもん。
桐「…いけるか」
全員が同じタイミングで頷く。
それを見て桐山先輩も頷いて、バンッ！と勢いよく扉を蹴った。
大広間のような部屋に、椅子に座ったZeroの総長。
その隣に静かに佇んでいるシオン先輩。
そしてそんな二人の前に倒れている…
「濱田、先輩……っ」
幹部以上に真っ赤だった。
床に散っている赤い花が毒々しくて痛い。
上「…思ったより早かったな。流石」
シ「やっぱりしげくんはZeroにぴったりだと思うんだけどね、？笑」
『……黙れよ』
恐い目を光らせて一歩前に出た。
きっと今までにない表情をしている。
トップをこんな風にされて冷静でいれる人間なんか早々いない。
『俺らに近づくな、自分らがもう落ちぶれたことを認めろ。Zeroは… “ 終わった ” んや』
上田が立ち上がった。
痛いところを突かれたとでも言うように顔を歪めて視線はしげから逸らさない。
上「そうだ。終わった。だから…また始めんだよ」
ニヤ、と笑ったそいつが濱田先輩を蹴った。
上「おい、迎え来たぜ。さっさと起きろよ」
えづいた濱田先輩がゆっくり目を開いてこっちを見た。
ふにゃり、と表情を崩して掠れた声で言ったんだ。
“ ごめんな ”
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カジャリア(プロフ) - お酢んさん» ありがとうございます！よろしければepisode0にもぜひお越しください(^^) (2018年9月14日 9時) (
レス) id: 94c6d0cc26 (このIDを非表示/違反報告)
お酢ん(プロフ) - 完結おめでとうございます！そしてお疲れさまでした。臨場感あふれてて面白かったです！！ (2018年9月14日 7時) (レス) id: 4a771cb855 (このIDを非表示/違反報告)
カジャリア(プロフ) - Rare fruitさん» ありがとうーもう泣いちゃう(T_T) 0もお楽しみに笑 (2018年9月12日 20時) (レス) id: 94c6d0cc26 (このIDを非表示/違反報告)
Rare fruit(プロフ) - びりーばーねお最高だった！！！やっぱこの話好きだわーって毎日思ってた笑エピ0楽しみにしてるよ！！ (2018年9月12日 19時) (レス) id: 362d8b3af6 (このIDを非表示/違反報告)
カジャリア(プロフ) - のんすけさん» ありがとー！下書きしてあるから楽々笑 (2018年9月9日 1時) (レス) id: 94c6d0cc26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カジャリア
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kajya1734
作成日時：2018年8月23日 19時
