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†。°35 ページ35

しげが顔を歪めた。
耐えていたのが崩れていく。



一人でここを背負いこんだしげの苦しさは、如何程だろう。
きっと想像も出来ない。



神「…悪いな。気づけんくて」


藤「よー頑張ってくれたな」



トモも流星もしげの肩に手を置く。
動かないのは望だった。



『…小瀧……ごめんな』



みんなが望の言葉を待った。
一点を見つめて何か考え続ける姿は、自分と闘っているのかもしれない。
しげも苦しかったことを知って葛藤してるんだ。



無言の時が流れたのち、バッと姿勢を正した望がしげの目を見た。
凛々しい顔立ちになっている。



小「…生意気言ってすみません」



頭を、下げた。



固唾を飲んで見守る中、ふっと笑ったのはしげ。



『…総長、助けにいかな』


小「…はい」



空気が少し柔らかくなったところで桐山先輩と中間先輩が立ち上がる。
普通に歩けるんだから、暴走族の身体というのは不思議なものだ。
回復力が半端ない。



桐「よし、真相が全部分かったところで」


中「行くか、」


「えっ、先輩たちは休んでおいた方が…」


「「何言うてるん」」



ハモってつっこまなくても…
そんな真っ赤の体じゃ歩けても喧嘩は難しそう…



桐「大丈夫やって笑 俺らが出やんでいいくらいこいつらも強いから」


『はは、笑 Aこそ大人しくしとくんやで?お菓子とか用意してくれてたら嬉しいな』



え?
あたし、行けないの?



「…やだ。一緒に行く」

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カジャリア(プロフ) - お酢んさん» ありがとうございます!よろしければepisode0にもぜひお越しください(^^) (2018年9月14日 9時) (レス) id: 94c6d0cc26 (このIDを非表示/違反報告)
お酢ん(プロフ) - 完結おめでとうございます!そしてお疲れさまでした。臨場感あふれてて面白かったです!! (2018年9月14日 7時) (レス) id: 4a771cb855 (このIDを非表示/違反報告)
カジャリア(プロフ) - Rare fruitさん» ありがとうーもう泣いちゃう(T_T) 0もお楽しみに笑 (2018年9月12日 20時) (レス) id: 94c6d0cc26 (このIDを非表示/違反報告)
Rare fruit(プロフ) - びりーばーねお最高だった!!!やっぱこの話好きだわーって毎日思ってた笑エピ0楽しみにしてるよ!! (2018年9月12日 19時) (レス) id: 362d8b3af6 (このIDを非表示/違反報告)
カジャリア(プロフ) - のんすけさん» ありがとー!下書きしてあるから楽々笑 (2018年9月9日 1時) (レス) id: 94c6d0cc26 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カジャリア | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kajya1734  
作成日時:2018年8月23日 19時

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