検索窓
今日:8 hit、昨日:10 hit、合計:257,343 hit

†。°34 ページ34

しげだけでなく全員が頭を抱えた。
何を考えているのか分からない所はあったけど、濱田先輩への思いは本当だと思っていた。



中「…濱ちゃん、Zeroのとこ連れてかれた」



中間先輩も目を覚ましたみたい。



小「重岡さん」


小「いつから知ってたんすか。何で言わんかったんすか」


藤「望、」


小「だって!俺らも知ってたらマーク出来たかもしれんのに…!!」



望は最初からここにいたわけじゃなくて。
pink tearからの引き抜きだったからそれはそれは嬉しかったんだろう。
自分を認めてくれた濱田先輩が、何よりも憧れだったんだろう。



だからこそ…そんな濱田先輩がいなくなってしまうことは考えられないのかもしれない。



いつも陽気な小瀧望はいなかった。



『シオンさんが帰ってきた時、俺だけ呼ばれて脅されたんや。……言うたら全員殺すって』



…シオン先輩の、呪縛だったんだ。



『…Zeroに来やんかって言われた』


「え?」


『最初俺と神ちゃんがやられたんはただ単に、トップに近い場所にいるBlack tearが邪魔やったから。でも高校に来たのは…俺がシオンさんに返事をしやんかったからや』



あたしを使ってしげをZeroに入れようと…



桐山先輩や中間先輩も知らなかったこの事情をしげは一人で抱えていた。
あたしに見せた笑顔も、本当はしんどかったんだ。



『俺がZeroに行けば総長は』


桐「あかん」



桐山先輩が起き上がる。
それに合わせて中間先輩も。



中「お前はBlack tearの特攻隊長や。そんなふざけたことさせん」

†。°35→←†。°33



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (243 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
852人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

カジャリア(プロフ) - お酢んさん» ありがとうございます!よろしければepisode0にもぜひお越しください(^^) (2018年9月14日 9時) (レス) id: 94c6d0cc26 (このIDを非表示/違反報告)
お酢ん(プロフ) - 完結おめでとうございます!そしてお疲れさまでした。臨場感あふれてて面白かったです!! (2018年9月14日 7時) (レス) id: 4a771cb855 (このIDを非表示/違反報告)
カジャリア(プロフ) - Rare fruitさん» ありがとうーもう泣いちゃう(T_T) 0もお楽しみに笑 (2018年9月12日 20時) (レス) id: 94c6d0cc26 (このIDを非表示/違反報告)
Rare fruit(プロフ) - びりーばーねお最高だった!!!やっぱこの話好きだわーって毎日思ってた笑エピ0楽しみにしてるよ!! (2018年9月12日 19時) (レス) id: 362d8b3af6 (このIDを非表示/違反報告)
カジャリア(プロフ) - のんすけさん» ありがとー!下書きしてあるから楽々笑 (2018年9月9日 1時) (レス) id: 94c6d0cc26 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:カジャリア | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kajya1734  
作成日時:2018年8月23日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。