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†。°27 ページ27

とぼとぼと階段を降り、望のクラスへ。



ここも多分望がいるからだろうけど結構賑わってる。
顔良いもんね、あの末っ子は。



小「あ、Aさん!来てくれた良かったぁ…忘れてるんか思いました!」


「午前は忙しかったから!ごめん」



周りの女子が誰だ誰だという風にあたしを伺うけど、誰も近づいてくる子はいない。
…暴走族オーラ出てる?



小「今から作りますんでちょっと待ってて下さいねー、ごめんな並んでくれてた子!こっち寄ってくれる?おーい謙ちゃん!ヘルプ!」



奥から可愛らしい顔をした人が出てきた。
はいはいとタオルを巻いて、並んでた子の分の焼きそばを詰めていく。



「…なんかごめんね笑」


小「何言うてんすかー、待ってたんすよー?」


「ありがとねー」



手際よく綺麗な焼きそばが出来上がってく。
サービスなのか、マヨネーズでハートを描いてくれた。



小「完成!小瀧の愛情焼きそ、」



ガシャン!!



ガラスが割れる音がした。
事故ではない。故意に。



ガシャン、!



小「…ここ居ててくださいね、ごめん謙ちゃんちょっと頼んだ」



望が教室を出ようと一歩踏み出したその瞬間。
怒号が聞こえた。



「重岡の女はどこだぁぁ!!!」



狙いは…あたしのようだ。

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カジャリア(プロフ) - お酢んさん» ありがとうございます!よろしければepisode0にもぜひお越しください(^^) (2018年9月14日 9時) (レス) id: 94c6d0cc26 (このIDを非表示/違反報告)
お酢ん(プロフ) - 完結おめでとうございます!そしてお疲れさまでした。臨場感あふれてて面白かったです!! (2018年9月14日 7時) (レス) id: 4a771cb855 (このIDを非表示/違反報告)
カジャリア(プロフ) - Rare fruitさん» ありがとうーもう泣いちゃう(T_T) 0もお楽しみに笑 (2018年9月12日 20時) (レス) id: 94c6d0cc26 (このIDを非表示/違反報告)
Rare fruit(プロフ) - びりーばーねお最高だった!!!やっぱこの話好きだわーって毎日思ってた笑エピ0楽しみにしてるよ!! (2018年9月12日 19時) (レス) id: 362d8b3af6 (このIDを非表示/違反報告)
カジャリア(プロフ) - のんすけさん» ありがとー!下書きしてあるから楽々笑 (2018年9月9日 1時) (レス) id: 94c6d0cc26 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カジャリア | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kajya1734  
作成日時:2018年8月23日 19時

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