【ハイキュー】3ハプニングだらけの愛されヒロインを守る日向。【日向翔陽】

#129「身長コンプレックス」 ページ36

「やっぱり小さい方が女の子ってかわいいですよね…」

ずーんと落ち込みながら俯く。

「え！？夜月さんそんなおっきくないし！てかあれだよ！翔ちゃんがちっちゃいのがいけないんだよわ！」

「ちょ、それ俺が悲しくなる！！」

「夜月さんは？どんな感じだったの？中学のとき。」

コージーくんが慌てて話題を変えてくれる。

「んー……そうだなぁ……特に…告白したのもされたことも…ない、かな。」

「ホッ……よかった。」
日向くんがはぁ、といきをつく。

「そうだ！卒業アルバムみよう！アルバム！」
とイズミンくん。

「あ、みたい！」
と私。

「よっし、翔陽アルバムかせアルバム！！」
とコージーくん。

「ちょ、もーーーー！！！」
みんなにせがまれ渋々日向くんがアルバムを取り出す。


〜〜〜


日向くんの小学校中学校時代のアルバムもみれて、満足。
イズミンくんとコージーくんに別れを告げ、日向くんに送ってもらってます。

「日向くんの小学校時代かわいかったなあ」

「恥ずかしいから忘れて！！」
日向くんが真っ赤になる。

「ふふ、でも、日向くんにバレンタインあげたっていってた子も、かわいかったなあ」

「う……」

「なんて、いじけてみたりして。」

苦笑いを日向くんに向ける。

「……人生で、俺がかわいいとか、すきとか…思った女の子はAだけ、だけどな……」

日向くんがボソボソという。

「！」
その言葉に思わず赤くなる。

「……身長とか、そんなのかんけーない！すぐ伸びるし！」

「は、はい…」

顔の火照りが消えない。

「あれ、A真っ赤！」

「き、きのせいです！！」

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