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#122「メンバーの思い」 ページ29

〜烏養side〜

夜月の退部がきまって、日向は飛び出していったけど…他の奴らもダメージうけてるな…

しかたねーなー…まったく。


「おい!お前ら!今日は特別だ!!練習ここまで!!」

俺が呆れた様に叫ぶとメンバーの表情がパッと明るくなり、
急いで片付けをはじめた。


〜澤村side〜

「なぁ大地、夜月、なんで辞めたんだべ」

菅原がモップをかけながら伏せ目がちに言う。

「わからん、事情があるんだろう」

だが…
夜月がいないだけで部活内が暗いというか。

活気がないというか。

「お守り、よく出来てるよな…」
と縁下がお守りを眺める。

「辞めるつもりで……作った、のか?本当に…なんか訳があんだろ…」

と、田中がお守りを握りしめる。

「そーっすよ!なんか訳があるに決まってるっす!ね!旭さん!!」

と西谷。

「え、あ、うーん……でも考えてみると夜月って……」

旭が言葉を詰まらせる。

「いっつもニコニコして………辛いこととか、全然いわねぇんすよ」

影山がボールを拾いながらつぶやく。

「日向には……どうかはわからないけど……Aちゃんも、沢山、悩んでたのかな」

と、谷地さんがなきそうに言う。

「……」

部活内に沈黙。
と、同時に片付けが終わると月島がジャージを羽織る。

「………日向なんかに任せてられない。」

「ツッキー…‼︎……俺も!!」

山口もカバンを背負い立ち上がる。

「俺もいく。」
と影山。

「私も。」
と、清水、谷地さん。

「俺も」「行くにきまってんだろ」

次々とメンバーが立ち上がる。

「どーする?大地。」

菅原がにっと笑った。



「行くぞ、夜月さんの事情をききに。じゃないとみんな気がすまないんだろ?俺も、だけどな!」

カバンを背負いにっと笑ってみせると
メンバーは「オッス!」と大きく返事した。

#123「歪んだ愛」→←#121「お守り」



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作品ジャンル:アニメ
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まみま - ひぃなぁたぁうおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお (2017年1月5日 22時) (レス) id: 8328bf08b1 (このIDを非表示/違反報告)
ひなねお。(プロフ) - はなさん» まさかの展開です(;_;)!これからも応援お願い致します! (2014年9月16日 21時) (レス) id: e8cdc29079 (このIDを非表示/違反報告)
はな - まさかの展開ですね……っ!! (2014年9月16日 1時) (レス) id: d6b73594bc (このIDを非表示/違反報告)
ひなねお。(プロフ) - なっつさん» なんと恐れ大き言葉!(;_;)ありがとうございます!これからもがんばります! (2014年9月15日 21時) (レス) id: e8cdc29079 (このIDを非表示/違反報告)
ひなねお。(プロフ) - ちょこうさぎ。さん» これからも応援してください!コメントありがとうございます(;_;) (2014年9月15日 21時) (レス) id: e8cdc29079 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひなねお。 | 作成日時:2014年7月20日 15時

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