#106「埋められないもの〜日向side〜」 ページ13
いま…あいつ…
Aに……
キス………
「ぅぁぁぁぁぁぁあ！！！！」
俺は叫びながらAの口をゴシゴシとこする。
「いたいいたいいたい！日向く、落ち着いて…！」
「無理！！てかなんなの！なんで知り合いなの！いつ！どこで！」
頭がパニックになりながらとにかくAに詰め寄る。
「う、えっととりあえず場所変えない？」
〜
Aに言われて俺たちは合宿所の外にでる。
「で！？」
ガッとAの肩を掴む。
「う、えっと、リエーフくんは……私の幼馴染なの。」
「幼馴染…」
「うん、でも本当に小さい頃にリエーフくんの引越しが決まって、それ以来はあってなかった。だから今回会えて、正直私も驚いてる。それで……」
「それで？」
「小さい頃、リエーフくんが引っ越すとき、また再会することが出来たら……け、結婚するって約束をしてたの。でも、も、もちろん、あのときは子供だったし…それでもリエーフくんはその約束をまだ……信じてるというか。」
幼馴染……
結婚………
う……なんか……悔しい…
春に出会った俺とは、もっと昔からAと出会ってて、
もっと昔の、Aを知ってるんだな、アイツは……
時間の壁は、どうやったって埋められない。
でも……！
「でも、今は俺の彼女…この先もずっと、俺と一緒だ。」
ふっとAから手を離す。
「うん。」
Aも大きく頷く。
「だから、幼馴染とか、約束とか、そんなん知らね！！俺は絶対にリエーフにAは渡さない！」
「うん…！」
嬉しそうに微笑むAをみて
優しくだきしめる。
その場面を、他の奴が見てたのも、俺たちは気づいてなかった。
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まみま - ひぃなぁたぁうおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお (2017年1月5日 22時) (
レス) id: 8328bf08b1 (このIDを非表示/違反報告)
ひなねお。(プロフ) - はなさん» まさかの展開です（；＿；）！これからも応援お願い致します！ (2014年9月16日 21時) (レス) id: e8cdc29079 (このIDを非表示/違反報告)
はな - まさかの展開ですね……っ！！ (2014年9月16日 1時) (レス) id: d6b73594bc (このIDを非表示/違反報告)
ひなねお。(プロフ) - なっつさん» なんと恐れ大き言葉！（；＿；）ありがとうございます！これからもがんばります！ (2014年9月15日 21時) (レス) id: e8cdc29079 (このIDを非表示/違反報告)
ひなねお。(プロフ) - ちょこうさぎ。さん» これからも応援してください！コメントありがとうございます（；＿；） (2014年9月15日 21時) (レス) id: e8cdc29079 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひなねお。 | 作成日時：2014年7月20日 15時
