【ハイキュー】3ハプニングだらけの愛されヒロインを守る日向。【日向翔陽】

#105「到着、そしてライバル」 ページ12

練習試合を続けてるけど…
烏野はなかなか勝利をつかめません。

リエーフくんのことはあるし…

うーん。

日も傾いてきたときだった。
ガラッと体育館の扉があく。

「……ぁ」

息を切らして立っている2人組と、
田中さんのお姉さんらしきひと。

「日向くん！！！」

「…おまたせ！！」


ーーー

ピピーッ

日向くんと影山くんがきて初の勝利を勝ち取り、今日の練習試合は一旦終了。

「じゃあ日向くん、私部屋に荷物おいてくる。」

「おう！俺も研磨と犬岡とちょっと話してく！」

そういってマネージャーが集まる部屋に練習で使ったノートとかを置いて、汗でぐっしょりになったTシャツを着替えて髪を整える。

よし、日向くんと夕飯たべにいこうっと！

部屋をでて男子トイレの前を通り過ぎようとしたらーーー

「Aーーーー！！！！」
「きゃーーーーー！！！？」

後ろからガバッと抱き締められる。

「Aさがした！ごはんいっしょいこ！」

「いや、ごめん私ーーーー」

「何してんの？」

……日向くん。

「烏野の10番…」

リエーフくんが日向くんをみる。

「ニホンゴ！！」

日向くん反応するとこそこか。

「俺は日向翔陽、1年。身長いくつ？」

「灰羽リエーフ。1年。身長はこのまえはかったら194だった！」

「194！いいな！！」

そんなやりとりをしてると日向くんがやっとハッとする。

「てか何Aだきしめてんの！！！？」

「Aと俺は今日運命的な再会した。だから今日から付き合う！」

リエーフくんが私を愛おしそうに抱き締める力を強くする。

「はぁぁぁあ！！！？そんなんダメにきまってんじゃん！！！Aは俺の彼女！！！」


「え？そうなの？？」

リエーフくんが私をみるので大きく頷く。

「そうだ！！だからAをいますぐーーー」

日向くんが言葉をいいかけたとき

私の唇がリエーフくんの唇と重なる。

「なっ……」

「好きな女に男がいるならもぎとる。単純な話。」

リエーフくんがサラリという。

私は呆然とするしかなかった。

「じゃあまた明日な、日向の速攻は俺が一番に止める。そんでもってAも奪い取る。」

そういって日向くんの横をリエーフくんが通り過ぎていく。

わ、私

日向くんの前でリエーフくんにキス…された！！！？？

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