【ハイキュー】ハプニングだらけの愛されヒロインを守る日向。【日向翔陽】

#09「ヤキモチ」 ページ10

〜日向side〜

挨拶が済んでみんなで学校をでようとしたら校門の前に

「(出たな大王様…！)」

「なんだコラ、やんのかコラ」

田中さんに便乗して俺も後ろからやんのかコラァ！とかいってみる。

「そんな邪険なしないでよ〜挨拶に来ただけじゃ〜ん！ね、Aちゃん！」

にこっと笑うと大王様…及川さんは夜月さんに近づいた。

てかなに？なんで知り合いなの？

「あの…あの時はありがとうございます。」

「あぁ、いいよいいよ！」


あの時って何？

すっと及川さんの手が夜月さんに手が伸びる。


パシッ


反射的に俺は及川さんの手をはたいていた。

やべっ

「あっ…えっと、すみません！！」

俺は慌てて謝った。
でも、なんか嫌だった。
及川さんが…夜月さんに触るの…。

「はは、いいよ！それより君、最後のワンタッチと移動攻撃、すごかったね！！」

「えっ、あっえへへ…」

褒められた。

「次は最初から全開で戦おうね。」


そうか…本当はならあのサーブが試合の最初から炸裂するんだ…


「大会までもう時間はない。どうするのか楽しみにしてるね。」

そうすると大王様は去っていった。

「気にしないでくださいあのひとああやってひとひっかきまわすの好きなだけなんです」

って影山が慌てていうと主将が「ふふっ」と笑った。

「そろそろもどって来る頃なんだ、烏野の守護神。」


しゅ、守護神！？

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