#43「賭け事」 ページ44
風邪もすっかりよくなり学校に登校して放課後の部活のみんなとの何気ない会話で思い出した。
「体育祭だーーー！！！」
日向くんめちゃくちゃ嬉しそう。
そりゃそうか、運動だいすき！って感じだもんね。
「体育祭…体育祭…」
ブツブツと私がつぶやく。
「夜月運動苦手？」
菅原さんにきかれる。
「苦手なんてもんじゃありません！体育の成績2ですし！！」
50m走もめちゃくちゃ遅いし…
クラスの足ひっぱりたくないなあ。
「大丈夫だって！俺が同じクラスなんだし！絶対ゆーしょー！！！」
日向くんが自信満々にいう。
「たしかに運動得意そうだけど、負ける気ないよ？なんなら何か賭ける？」
と、月島くんが挑発する。
「賭けるって…なにを？」
山口くんが月島くんをみる。
「んーー、体育祭の徒競走で一番速かったひとが、体育祭の振替休日に夜月さんとデート、できるとか。」
「はぁ！？ダメに決まってんだろ！てか俺彼氏なんだからデートとかいつでもするし！！」
「なに？もしかして負けるのビビってるとか？」
日向くんカチーン。
「負けるわけねえだろ！絶対ぇ1位取る！！」
「イイじゃん、じゃあやろうよ。山口お前は？」
「や、やる…！」
「てか私賞品じゃないんだけど…」
あわあわしながらいうけど3人の耳には入っていってない。
「てか、三人とも1位とったらどうすんだよ！同じ順番で走るとはかぎらねえだろ！」
「そしたら総合順位で決めようよ」
「なんっでいちいちこっちに不利なことばっかなんだよ！！」
ぁあ…なんか大変なことになってる。
「まあ俺と夜月さんが二人きりにならないようにせいぜい頑張るんだねー」
そういって月島くんたちは練習にもどっていってしまう。
「あの日向くん…大変なことを約束しちゃったんじゃ…総合順位ってことは私の成績もかかわるし…」
「んー、たしかに…でも負けねえ絶対負けねえ！」
あーなにやら火がついてしまったようです。
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ひなねお。(プロフ) - 狼少年さん» ありがとうございます！頑張りますので読んでいただけたら嬉しいです！ (2014年6月11日 16時) (
レス) id: e8cdc29079 (このIDを非表示/違反報告)
狼少年(プロフ) - とても面白いです！！！更新頑張って下さいね！ (2014年6月11日 14時) (レス) id: 490cc78f48 (このIDを非表示/違反報告)
ひなねお。(プロフ) - 木苺さん» コメントありがとうございます！更新がんばりますのでこれからも読んでいただけると嬉しいです！よろしくお願いします！！ (2014年6月10日 17時) (レス) id: e8cdc29079 (このIDを非表示/違反報告)
木苺 - はじめまして!
凄く面白かったです！
更新楽しみにしています！
日向頑張れっっ！！ (2014年6月10日 17時) (携帯から) (レス) id: ee263a9be4 (このIDを非表示/違反報告)
ひなねお。(プロフ) - MONO さん» コメントありがとうございます！日向くん応援してくれると嬉しいです！ありがとうございます！！ (2014年6月10日 8時) (レス) id: e8cdc29079 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひなねお。 | 作成日時：2014年6月2日 20時
