#37「約束」 ページ38
「で？話って？」
月島くんが不機嫌そうにいう。
合宿所の外に月島くんと日向くんと私。
「俺はお前にAは絶対渡さない！！！絶対に負けない！！もう二度とAに手はださせない！！つーかもう手出すな！！」
びしっと日向くんが月島くんを指差す。
「は？なにそれ？それで手をひけって？」
「当たり前だ！ってか俺たち付き合ってんだよ！舐めてんのか！！」
日向くんがジタバタしてる。
私も…
私もいわなきゃ…
「月島くん！！」
「ん？」
「ごめんなさい！！私やっぱり月島くんとは付き合えないです！！日向くんがすきです！！別れるなんてできません！！ごめんなさい！！」
頭を深く下げる。
それをみて月島くんは…
「夜月さんの気持ちくらい、ちゃんとわかってるよ。でもそれでも諦めない。」
「っ…」
困る…
「ちっ…！とにかく！手はださせない！！絶対に守る！」
「はいはい、せいぜい頑張れ、小さい王子様。」
そういって月島くんは合宿所にはいっていった。
「…絶対、だ。」
「え？」
「絶対守る！絶対手ださせない！！だから！」
日向くんがぎゅっと手をにぎる。
「隠し事！なしだからな！！」
「はい…！ごめんなさい…！」
私は目に浮かんだ涙を拭い、大きく頷いた。
「「約束。」」
小指同士を絡める。
日向くんにはもう隠し事しない。
日向くんを信じる。
絶対 絶対 私は日向くんから離れない。
「ずっと、一緒…？」
そうきくと
「あったりまえだろ！！ずっとずっと一緒だ！！」
日向くんはにこっと笑った。
久しぶりにみた、
私の大好きな、
太陽みたいな、あったかい笑顔。
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ひなねお。(プロフ) - 狼少年さん» ありがとうございます！頑張りますので読んでいただけたら嬉しいです！ (2014年6月11日 16時) (
レス) id: e8cdc29079 (このIDを非表示/違反報告)
狼少年(プロフ) - とても面白いです！！！更新頑張って下さいね！ (2014年6月11日 14時) (レス) id: 490cc78f48 (このIDを非表示/違反報告)
ひなねお。(プロフ) - 木苺さん» コメントありがとうございます！更新がんばりますのでこれからも読んでいただけると嬉しいです！よろしくお願いします！！ (2014年6月10日 17時) (レス) id: e8cdc29079 (このIDを非表示/違反報告)
木苺 - はじめまして!
凄く面白かったです！
更新楽しみにしています！
日向頑張れっっ！！ (2014年6月10日 17時) (携帯から) (レス) id: ee263a9be4 (このIDを非表示/違反報告)
ひなねお。(プロフ) - MONO さん» コメントありがとうございます！日向くん応援してくれると嬉しいです！ありがとうございます！！ (2014年6月10日 8時) (レス) id: e8cdc29079 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひなねお。 | 作成日時：2014年6月2日 20時
