#23「告白」 ページ24
通り魔に会ってからというもの、
日向くんは毎日家まで送ってくれます。
「ごめんね毎日…遠いのに。」
「全然！てかAになにかあるほうが嫌だ！」
途中まで影山くんとか月島くん、山口くんも一緒だったんだけどいまはふたりっきり。
「おでこ大丈夫？まだ痛い？」
日向くんが私の額にふれる。
ドキドキするな…
「うん、だいぶよくなったよ！」
「そか、ならいいんだけど！」
そういうと日向くんが足をふと止める。
「あの、さ…よければ俺の家寄ってかね？！」
「え、いいの？」
「うん！話したいこと、話せてねえし…」
ボソっと日向くんがいう。
急遽日向くんのお家にお邪魔することになりました。
行くのは事件のとき以来だから二回目。
「よし、ついた！入って入って！」
「お邪魔します…」
日向くんに促されてはいると小さい女の子。
「あ、これ妹！」
「えっと…こんばんは。」
しゃがんで話しかけるとにこっと笑った。可愛い。
「翔陽帰ったの…ってあら！夜月さん！」
日向くんのお母さん。
この前ちゃんとご挨拶できなくて申し訳なかったな…
「あの！この前はすみません、いきなり押しかけてしまって…」
頭を深々さげる。
「いいのよ！上がって上がって！」
「てか俺Aと話あっから邪魔すんなよー！」
そういって日向くんは私を部屋まで引っ張っていく。
部屋にはいってカバンを置くとあちーといって日向くんはジャージの上着を脱ぐ。
「あ、座って座って」
「ありがとう」
日向くんに促されてベッドに座る。
そのとなりに日向くんが座った。
「あの……話したいことって…？」
ちらっと日向くんのほうをみる
「あ…うん……あのさ。」
日向くんが真剣な顔で私を見つめる。
思わず赤くなってしまう。
「お、おれ…！！……Aのこと、ちゃんと守れるようになる！…Aが、好き、だ。」
日向くんがかみかみで伝えてくれた言葉。
好き、
「うんっ…わたしも、すきっ…！」
私は大きく頷いた。
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ひなねお。(プロフ) - 狼少年さん» ありがとうございます！頑張りますので読んでいただけたら嬉しいです！ (2014年6月11日 16時) (
レス) id: e8cdc29079 (このIDを非表示/違反報告)
狼少年(プロフ) - とても面白いです！！！更新頑張って下さいね！ (2014年6月11日 14時) (レス) id: 490cc78f48 (このIDを非表示/違反報告)
ひなねお。(プロフ) - 木苺さん» コメントありがとうございます！更新がんばりますのでこれからも読んでいただけると嬉しいです！よろしくお願いします！！ (2014年6月10日 17時) (レス) id: e8cdc29079 (このIDを非表示/違反報告)
木苺 - はじめまして!
凄く面白かったです！
更新楽しみにしています！
日向頑張れっっ！！ (2014年6月10日 17時) (携帯から) (レス) id: ee263a9be4 (このIDを非表示/違反報告)
ひなねお。(プロフ) - MONO さん» コメントありがとうございます！日向くん応援してくれると嬉しいです！ありがとうございます！！ (2014年6月10日 8時) (レス) id: e8cdc29079 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひなねお。 | 作成日時：2014年6月2日 20時
