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noside
その日を境に、15人の子供達は体力をつけ始める。
軍に入るには試験がある為、剣術や回避術は勿論。学力や戦法や暗殺等…。
得意な者から聞いて真似をし知識を得て自分の力にしていった。
それは少女も例外ではない。
女性が軍に入るには、人一倍努力しなくてはならない。
少年達に衰えまいと、日々努力をしていた。
そんなある日、少女は嬉しそうなシスターに声をかけられる。
｢ーーー！ちょっとこっちへいらっしゃい！｣
｢？…なーに？シスター！｣
少女は、シスターに問いかける。
すると、シスターは更に嬉しそうに
｢朗報よ！貴方の家族になってくれる方が決まったの！
しかも、他国のお偉い様らしいわ！｣
｢……え？｣
その時の少女は、地に落ちたような感覚だった。
｢急だけど明日、迎えに来るらしいわ！
よかったわね。これで貴方を愛してくれる人が見つかったわ！｣
｢…え、あ…うん。｣
｢あら？嬉しくない…？｣
眉を下げて悲しそうな表情をするシスター。
そんな表情に申し訳なくて、少女は嘘をつく。
｢う、うぅん！そんな事ない！
とっても楽しみ！！シスターありがとう。｣
偽りの笑顔をシスターに向ける。
｢ふふっ…よかった。
さて、皆とお別れしてらっしゃい。
その後は出る準備ををするのよ。｣
｢はーい！行ってくるね！｣
少女は、涙が出るのを堪え笑顔を振りまき
シスターに背を向け走った。
｢…？どうした？ーーー。｣
親友の少年は、何時もの場所に息を切らしながらきた少女に問いかけた。
それに気づいた他の子供たちも
｢具合でも悪いんか？｣
｢大丈夫…？お菓子食べるめう…？｣
と心配そうに声をかける。
すると少女は、
目から大量の雨を降らしながら
｢皆と……お別れしないけなくなっちゃった…。｣
そうひっそり呟いた。
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CO2(プロフ) - 星が押したりなさすぎて、コメします。文章が読みやすいし、何よりストーリーが私好み過ぎて、、、凄く好きです。良い作品にで会えて嬉しいです！次章も楽しみにしてます。無理なく頑張って下さい！ (2020年7月11日 19時) (
レス) id: 55ea3c243b (このIDを非表示/違反報告)
ペンギン - がんばってください。 (2020年7月8日 0時) (レス) id: 5f842aeb4f (このIDを非表示/違反報告)
紅覇 - とても面白い作品で更新が楽しみです！！健康にも気をつけてください！！コメ失礼しました (2020年6月6日 17時) (レス) id: 6f781d8dfc (このIDを非表示/違反報告)
シラゆ - コメント失礼します。一目惚れしました。言葉で表せないほど好きです。更新頑張ってください！応援してます！コメント失礼しました。 (2020年5月15日 18時) (レス) id: dc5a42bdb9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蟻之助 | 作成日時：2020年5月13日 12時
