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shaside
｢他に何かあるやつは？｣
グルッペンの言葉にスッと上がる手。
｢報告…って訳やないんやけど、質問。
Aちゃんに1人の時間をって言ってたけど…それってどんなもんなん？｣
と、オスマンがしんぺい神の方を見た。
確かに気になる。
俺だってはよAと遊びたいし、何より話がしたい。
しかし、まだ彼女は心が準備満タンではない。
そんな彼女に｢昔のAみたいに演じて。｣なんて、そんなクソみたいな事も御免だ。
｢んー…そうやね…。
彼女が｢記憶の治療をしたい。｣って言ってからかな。
それまではなんとも言えへん。｣
……なら、だいぶ先になってしまうだろうか。
さっき昔の癖で、Aの頭をクシャクシャに撫でてしまった。
アレは…まだ少人数だった時の、俺だけの特権やったんやで。
…あーやっていつも撫でてて
｢えへへ…も〜シャオちゃんくすぐったい！｣
って何時も微笑んでくれた彼女の顔が思い浮かぶ。
…あぁ…。
はよ、その表情の彼女をまた見たいわ…。
｢そか…なら彼女にお茶会を勧めるのはまだあとっぽいめうねぇ…。｣
と、しょぼんとした顔をするオスマン。
それに続いてエミさんも
｢なら、本とかもアカンですね…。｣
しょぼくれる…。
が、しんぺい神が食い気味に
｢いや！本はええ！！
逆に良い！彼女の何か思い出す為のきっかけになるかもしれへん！
エミさん、Aちゃんに本届けたって！｣
｢えっ…い、いいんですか！？
なら早速明日の病院が終わってから、本を届けに行きます！｣
それに花が咲きそうなぐらい嬉しそうにするエミさん。
いや、ちょっとまって？
｢は！？エミさんだけずるない！？｣
｢おいおい、DTが調子に乗るな〜？？｣
とヤジが飛ぶ。
いやでも、ほんまなんでエミさん？？
本届けるなら俺でもええやん！！
あー…まぁ…あんま知識ないからなぁ…。
しゃーないかぁ…。
くっそぉ…絶対思い出したら猪一に頭撫でに行ってやる…。
｢…よし、なら解散ということで。
あ、このままお前ら昼飯とる？｣
トントンが、パンッと手を叩き仕切りをつける。
その声に、｢食べる〜｣という者と｢後でとる｣という者に分かれた。
すると、トントンが
｢んじゃ今から食べるヤツ、Aにご飯持って行ってくれへん？
まだ俺らの食堂の場所知らんやろ。｣
｢｢｢｢｢｢｢｢俺/僕が行く！｣｣｣｣｣｣｣｣
｢…嫌、うるさっ｣
それには皆も賛同。
さて、内ゲバが始まるで…！
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CO2(プロフ) - 星が押したりなさすぎて、コメします。文章が読みやすいし、何よりストーリーが私好み過ぎて、、、凄く好きです。良い作品にで会えて嬉しいです！次章も楽しみにしてます。無理なく頑張って下さい！ (2020年7月11日 19時) (
レス) id: 55ea3c243b (このIDを非表示/違反報告)
ペンギン - がんばってください。 (2020年7月8日 0時) (レス) id: 5f842aeb4f (このIDを非表示/違反報告)
紅覇 - とても面白い作品で更新が楽しみです！！健康にも気をつけてください！！コメ失礼しました (2020年6月6日 17時) (レス) id: 6f781d8dfc (このIDを非表示/違反報告)
シラゆ - コメント失礼します。一目惚れしました。言葉で表せないほど好きです。更新頑張ってください！応援してます！コメント失礼しました。 (2020年5月15日 18時) (レス) id: dc5a42bdb9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蟻之助 | 作成日時：2020年5月13日 12時
