SnowManの無自覚系な水瀬くん。3 (ページ3)

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深「…変な話ですけど、時々Aを見てると恐怖というか、

それに似た感情を持つことがあるんですよね。」

SnowManの最年長メンバー深澤の視線を辿ると、何やら考え込む様子を見せる水瀬。

『……。』

深「いつもは優しくて愛されキャラなんですけど、

こう集中してる時にはちょっと近寄り難いですねw」

冒頭で述べたように、水瀬は元々ソロのJr.として活動していたという少し変わった遍歴を持つ人物。

日本全国を飛び回るかのように活動し、自分を成長させてきた。

役者として舞台に上がった回数は先輩メンバーを遥かにを上回る。

舞台経験が豊富な彼だからこそ、成せるものがある。

それは、″その現場に溶け込む″ということ。

監督からの指示や話し合いの結果、変更になった点を

彼はたった一度で覚え、適応していく。

トラブルがあった時でも、その表情が崩れることは無い。

『…この舞台のために自分が出来ることを考えていると、

役として以外の声を忘れそうになるんです。

あ、俺水瀬Aだって舞台降りてから気づくっていう(笑)』

そう言って笑った彼も今回、大きな挑戦に挑む。

水瀬が挑戦するのは、″弓道″

元々、弓道経験はあるが実際に弓を射るのは久々だと言う。

『全然駄目ですね…。まずいなぁ。』

この演目はただ、28m先の的を得れば良いものでは無い。

素人目には分からないが、水瀬は矢を放った後の自分の姿勢に納得がいかないらしく、自分でカメラを回し、何度も修正を重ねた。

『……。』

的を見つめる水瀬の眼光は鋭い。

これは先程深澤が言っていた恐怖を感じさせる眼差しだろうか。