SnowManの無自覚系な水瀬くん。3 (ページ2)

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▼密着取材ページ2

今回はジャニーズの中でも異彩な存在である水瀬に密着した。

彼のジャニーズJr.としての経験はほぼ無いに等しい。

彼は中学生の頃にジャニー喜多川氏のスカウトを受け、ジャニーズ事務所に入所した。

しかし、喜多川氏に連れられ、初めてJr.として行った場所は舞台のオーディション会場だったという。

『もう驚きしか無かったですよ。

え！俺、演技なんかしたことないのにって(笑)

見事にそのオーディションは落選したんですけどね(笑)

…でも、なんかその事実が悔しくて。

落ちたって分かった瞬間にもう次の事を考えていました。』

そこからの水瀬の努力はすさまじく、それは徐々に役としてのカタチに現れていった。

オーディションで勝ち取った役だけでなく、水瀬自身へのオファーも増えていったからである。

『歴史系の仕事が決まれば図書館の資料読み漁って、実際に現地に行って地元の人のお話聞いたり。

恋愛系の仕事が決まれば恋愛ドラマや映画を見て、全く参考に出来なかったり(笑)

役に合わせて見た目も寄せれるようにトレーニングとか…

本当に毎日試行錯誤を重ねて、毎日が勉強でした。』

順調に見えた彼の活動。

しかし、中学生の彼に大きな決断をする時が来る。

それは…

『……高校に進学するか否か、ですね。』

水瀬が中学3年生の頃、既に地方の舞台出演が決まっていた。

地方への長期遠征と学業を両立させることは容易ではなかった。

中学3年生の水瀬の判断は…

″進学せず、活動を継続する″

『…正直、迷いはありませんでした。

その代わりに周りにすごく反対されました(笑)

担任の先生とか、事務所の方とか…。

俺、結構試験とかでも頭が良い方だったので(笑)

でも、幸いにも家族は賛成してくれて。

″今しか出来ないことをして、今しか見れない景色を見てこい″

そう言って背中を押してくれました。』

その後水瀬は17歳から通信制高校に通い、無事卒業した。

SnowManには現役高校生のメンバーもいる。

それに対しては、

『仕事と勉強の両立大変だなって思いつつ、内心羨ましく思ったりもします。

高校生活とかブレザーとかに憧れありましたもん(笑)

…でも、あの判断が無かったら俺はここには居ないから。

普通を諦めて、自分を信じて良かったと心の底から思います。』

今の水瀬の目に映る景色とは。

そして、これからの水瀬が我々に見せる景色とは。