第一話 ページ2
「はぁ･･･」
東京府浅草にある、とある屋敷で、一人の少女がため息をついた。
その少女の名前は、Aという。
Aは、鬼殺隊氷柱として、日々任務に没頭していた･･･はずだった。
「なんで俺、こんなことになってるんだろ･･･」
一見落ち着いているように見えるAだったが、内心はとても慌てていた。
実は今、Aのいる屋敷は炎に包まれているのだ。
「どうしたものか･･･」
そう言いながら腕を組み悩むAの姿は、もうすでに諦めているようにも見える。
「逃げ道はなし･･･と」
困ったように顔をしかめるA。
「俺がいなくなったら、次は誰が柱になるんだろ･･･最近の新人って、あんまり質が良くないって聞いたし･･･」
なんて想像しながらも、Aは逃げ道を探していた。
「逃げ道、なさそうかな･･･“あれ”、しちゃおうかな･･･でも･･･面倒くさいし･････」
と、ぶつぶつ文句を言うAに、着々と死の影は近づいてきている。
「･･･仕方ない、しようか･･･」
と、ようやくやる気が出たのか、Aは刀を抜き、構えた。
「･･･氷の呼吸――壱の型―――氷柱地獄」
と、Aが小さくつぶやく。
その瞬間。
上から、下から、更には横から、巨大な氷柱が出てきた。
急激に気温が下がったため、炎は次々と消えていく。
「よし、脱出成功」
そうしてAは、この炎に包まれた地獄のような屋敷から脱出したのだった。
――場面切り替え――
氷柱地獄って･･･ネーミングセンスなさすぎですよね････
良い案などがあれば教えてください････お願いします
＊
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雷斗(プロフ) - 義勇と杏寿郎推しさん» そうなんですか？！笑ありがとうございます！私も冨岡さん大好きです！！更新頑張りますね！ (2021年4月10日 16時) (
レス) id: cdf61a855c (このIDを非表示/違反報告)
義勇と杏寿郎推し - よもや！よもやだ！この作者は初めてだな！初めまして！ニックネームの通り冨岡と俺！炎柱煉獄杏寿郎が推しなんだ！とても楽しみにしているぞ！これからも心を燃やして頑張ってくれ！っと言っています。 (2021年4月10日 16時) (レス) id: 4609b567d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蜜柑 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/zlrr/
作成日時：2021年4月3日 19時
