やっぱりいつも、隣は天使君 (ページ27)

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守りたいページ27

聡目線

最近。ここらへんで不審者が出ているらしい。
更には誘拐事件も出ているらしく。家の周りには警察がよくいる

大輔「こわいなぁ」
松「物騒ですね。」
楢「ほんとに。」
聡「ん、ごめん。電話だ」

電話の相手はAだ。Aは泣いていて。そして俺に

『昔から大好きだったよ』

物凄くうれしかった。俺も好き。今すぐにでも会いたかった。けど

れんや「はーい時間だよーじゃ。」

プツ。プープー
聡「A？A！」

明らかにアイツの声だ。まさか誘拐って。A？

聡「大輔！誘拐された人ってどんな人とか知ってる？」
大輔「え？うーん、20代の女の人。だって。怖いね。」
聡「、、、ん、なわけ。ちょっと出かけてくる！」
大輔「え？き、気を付けて！」

まさかだと思うけど。だけどなんでいるんだよ。アイツと

アイツの家は知っている。少し前にAから聞いた。

聡「はぁはぁ。着いた。」

どれくらい走ったかわからないけど、到着。そこには数人の警察。

警察「あ、君なんか知ってる？ここのこと。あ、ちょ。待ちなさい！」

警察よりも先に。誰よりも早くAを助けたい。そして。守ってあげたいんだ！
あぁ神様。自分勝手かもしれないけど、許してください。

聡「あ、A！おい！」
『な、なんで。きちゃだめ。お願い！これ以上聡君に迷惑はかけたくないの！』

薄暗い地下室。
なんでだろ。涙が止まらない。止められない。

聡「(ぎゅ)なんで？無事でよかった。」
『ぐすっ、、、ぐすっ。聡君、、』
聡「迷惑じゃない。逆にAがいないほうが迷惑だよ(涙)」
『、、ありがと。ありがとぉ。ごめんなさい。ごめんなさいぃ(涙)』
聡「(よしよし)もう大丈夫だよ。」

警察「AAさんで合っていますか？」
『は、いあってます』
警察「一応。話を聞けますか？」
『はい。わかりました、』

こうしてれんやは逮捕された。Aにはとくに何もなかった。

聡「はぁ。よかった」

そういえば俺、今Aのこと守れたのかな。
守れたといえるのかな？