やっぱりいつも、隣は天使君 (ページ17)

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卒業式ページ17

A目線

今日は、卒業式＝久しぶりの学校。
緊張する。

『眩しいっ』
聡「そうだね、いこっか。」

久しぶりの聡と登校。そして、最後の登校だ。
聡は、大学に行くらしいけど、うちは相変わらずニートやから、一緒に登校するってことは、今日で最後だ。

ガラガラ
聡「おはよー」
『おはざまーす(小声)』
「Aー！」
奈々「おぉおおおぉい！A。お久ですなー」
『やっぴー。お久、お久！』
奈々「うえーん。今日でお別れだー！(涙)」
『大丈夫だよ！また会えるよー』
ガラガラ
先生「はーい席に就けー。よし。じゃあ最後の出席確認だ。これまでにないぐらいの、元気で返事すれよー！」
「「「はーい！」」」

どんどん呼ばれていく名前。元気に言えるかな、、

先生「A！」
『はーい！』
先生「ばっちりだな」

相変わらずの、先生。まあ、そこがいいところなんだがな。

先生「それでは、体育館に移動するぞ！最後なんだから、真面目にやれよー」

はあ、これで最後なんだなー。

「卒業生。入場。」

いつものと反して、みんなめちゃくちゃ真面目。緊張してるのかな？

それから、卒業証書をもらったり、なっがい話を聞いたり、定番中の定番、旅立ちの日にを歌った。
そして、最後に親や先生方へ「ありがとう」を言って、退場するらしい(語彙力ぅ)

みんな「ありがとうございました！」

ほとんどの人が泣いている。ちなみにうちは涙目☆

先生「さいごのHRだな。先生からは、おめでとう。これからも、もちろん失敗すると思うし、躓いたり、挫折したりするかも知れない。けれども何事にも、諦めるな。そうしたら、かならず、チャンスは訪れる。だから、前を向いて生きろ。この先は長いぞ。」

その言葉に、多くのクラスメイトが泣いていた。もちろんうちもな。先生、最後の最後でええこと言うやん！ずりぃぞ！

先生「よし。これで、最後のホームルームを終わります。じゃあ、ほんとの最後に、号令。おー、じゃあ、瑠偉！号令おねがいな」
瑠偉「え俺！？(涙)」
先生「なんだお前ー。泣いてるのか？」
瑠偉「そういう、、ぐすっ、、せんせいだってぇーえぇえ(涙)」
先生「まあな。じゃあ、号令頼むぞ」
瑠偉「は、、い！起立！礼！着席！うぁああぁぁぁん！」

わお、みんな号泣だな。なんだか、うちも泣けてくるぅ