僕に愛された君の負け

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Aside





家に入ると


ぴこんっと携帯がなる




しげAちゃんって言うんやな!









当然ながら既読スルーした。








変わった人に好かれた。



勘弁して欲しい。









．









ストーカーまがいなことをされたら

たまったもんじゃない。








．








．








もう二度と会わない。








そう願って眠りについた。









．









．









．








『最悪ですね。』


「最高な気分やな」


『勘弁してください』


「たまたま会っただけですよ！」


『たまたま会った人がビデオカメラ回してるってどういうことですか』


「記録用やねん」


『なんのですか』


「夜のお供。」


『最悪ですね。』


「はぁ、それだけでイける」


『本当に勘弁してください。』


「なんでそんな可愛いん？なぁ」


『ありがとうございます。』


「付き合お」


『死んでください。』


「殺して」


『まじでやばいですよ。』


「うぅ、可愛ええ」


『わかりましたから。とりあえずそのズボンの下どうにかしてください。』


「あかん収まらへん。」


『……………』


「手で触って」


『ほんとに嫌です。』


「イキたい」


『まだ会って2日目ですよ。』


「3日目だったらええん！？」


『どんな思考回路してるんですか？』


「Aちゃん高校生やんなぁ」


『人の話を聞いてください。』


「何歳？17？俺と一緒やな」


『言ってませんけど』


「ちゃうん？」


『いえ、合ってますけど』


「俺と同じやーん」


『やめて』





私のほっぺにすりすりと頬を滑らせる変態









．









「1人でやるのはええんですか？」


『どうぞ勝手に』


「じゃあぱんつください。」


『最低ですね。』


「ぱんつくれれば10回は余裕で抜けます。」


『ほんとにいい加減死んでみてはいかがでしょう』


「僕と映画見に行きませんか？」


『あなたは人の話を聞くということができないんですか？』


「あわよくば映画館でえろいことしませんか？」


『欲望ダダ漏れですね。』


「学校行くん？」


『えぇ』


「俺のシャーペンも握ってくれへん？」


『あなたのあそこはシャーペンレベルなんですね』


「ちゃう！ちゃうよ！」


『別にそんな焦らなくても興味ありません。』


「俺のはなぁ、」


『いや、聞いてませんよ。』

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