七夕のメロディ【合作】 (ページ16)

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☆希望と言えない希望…14 ページ16

深流side

琴音ちゃん達に、そんな秘密があったんだ…

いや…、わたしと優斗にもあるけどさ。

〈おぉ～い！こっんにっちは～♪〉

うっ…。この声は、

「ひなた、先輩…」

〈そうそうっ♪久しぶりだねっ！で、コッチの姫が、琴音ちゃんだよね～。よろしくー〉

いつも中等部にいる時のひなた先輩は、
ふんわりしてて、だれに対しても優しい。

そんなひなた先輩が、今は髪の色が真っ黒で、
瞳も真っ黒。

〈ごめんねぇ～？この部屋、なぁんにもなくてぇ。あとっ、お知らせ～♪あなた達のパートナーが、このお城の外にいるよぉ～。〉

「「えっ」」

優斗達、いるのっ！？

〈あぁ～。でもねぇ。この部屋から出ようって考えると、頭、痛くなっちゃうよぉ？そうなるように、薬飲ませちゃった♪〉

えぇっ！！

〈うぅ～ん…。わたし、ココにいても暇だから、ちょっとあなた達のパートナーの様子、見てくるぅ。それと、部屋から出ようとしたら、手足に鎖つけて、動けないようにしようと思ってるんだ♪それじゃあ、まったねー〉

ひなた先輩は、そう言い残してこと部屋からいなくなった。

「……………わたし達の希望、なくなっちゃった…………」

希望と言えない希望なら、ある…。

パートナーを信じるしかないっ！

「いたたたっ…」

急に琴音ちゃんがうめいた。

「どっ、どうしたのっ？」

「い、や…。どう、にかして、…この部屋、から…、脱出できない、かなって…。いつつっ…」

さっき、ひなた先輩が言ってた…。
それって、本当のことだったの！？

「琴音ちゃんっ！無理しないでね！！」

「う、うん！」

まだ辛そうだけど、大丈夫かなぁ？

ココは優斗達、パートナーを待つしかないっ！

☆♪☆♪☆♪☆♪☆♪☆♪☆♪☆♪☆♪☆♪☆♪

由菜です！

私のところ、相変わらず短いですねー(笑)

まれちゃんっ、次、お願いします！