EXILE TRIBEの愛され姫

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((ねねside))




せっかく貰った連休。


だからといってそんなに出かけるわけもなく

気がつくと明日で最終日。



そんな今日は1月7日。


そう、明日8日は玲於の誕生日。



せっかく一緒に過ごせる誕生日。

サプライズとかもしたかったけど

多分玲於は家でゆっくり祝った方が喜ぶから。



それに私も1番に直接おめでとうって言えるのは

すごく嬉しいしね。







23時45分。


あとちょっとだと思うと

変にそわそわしてしまう。




すると隣に座っている玲於に



玲｢そわそわしすぎ｣




って笑われてしまった。





｢だってもうちょっとだから｣





玲｢わかってるけどなんでねねがそわそわすんの(笑)｣





｢なんか変に緊張しちゃう｣






玲｢ばーか(笑)｣





その後も玲於がいろいろ話しかけてくるから

つい時計を見ることを忘れてて

玲於の携帯がなり始めてはっとする。



ぱっと時計を見ると針は真上を向いてて





｢あぁー!過ぎてるー!｣






唖然とする私を見て

くすくす笑ってる玲於。





もしかして…




｢わざと話しかけてたの?｣





玲｢そう｣





｢ばかー!｣





軽く叩いても玲於は楽しそうに笑うだけ。





｢って怒ってる場合じゃないよ!

玲於、誕生日おめでとう!｣






玲｢ん、ありがと(笑)｣





｢もー笑わないでよー

結構ショックなんだからー｣





玲｢いいじゃん別に｣





｢ぴったりに言いたかったのにー｣





少し落ち込む私に





玲｢俺は日付けが変わる瞬間に

ねねが隣に居るだけで嬉しいから｣





なんて小っ恥ずかしいこと言って

私の顔を赤くさせる。



まぁ玲於も真っ赤になってるんだけどね(笑)





｢ふふ、玲於、産まれてきてくれてありがとう｣






玲｢ん｣






｢私と出逢ってくれてありがとう｣






玲｢ん｣






｢私ね、玲於の事がほんとに大好き｣





玲｢…ん、もうわかったから｣





｢あれ?照れてるの?｣





玲｢…うるせー｣






｢かーわいっ｣





そう口にした瞬間バサッと

ソファーに押し倒されたと思ったら

目の前には玲於の顔。





玲｢…生意気｣




一言呟くと上から降ってくるキスの数々。




｢ん…ちょ、れお｣






玲｢黙って｣





喋るとすぐに唇で塞がれる。





玲｢今日俺の誕生日でしょ?

いろいろしてもらうから覚悟しとけよ?｣




ニヤッと笑う玲於を見て私は確信した。



大変な1日になりそうです· · ·。

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