EXILE TRIBEの愛され姫

29 ページ30

((ねねside))




頼りないって、そんな事あるわけない。





｢そんなことないよ｣





NA｢じゃあなんで1人で練習してんの?｣





NA｢ファンの子たちのこと、気にしてんだろ?｣





｢· · · · · ·｣





NA｢ねぇ、どうなの?｣





｢· · · · · ·｣




NA｢俺、ねねの本音が聞きたい｣






｢· · ·悔しい· · ·よ｣




｢ファンの子たちの反応は

ある程度予想してたけど· · ·｣




｢やっぱり辛いし悔しい｣



｢だから、認めてもらうために

もっと上手にならなきゃ｣





NA｢だったら、俺たちも誘ってよ｣




｢· · ·え?｣




NA｢俺たちだって完璧じゃないし

もっと練習して上を目指さないといけない｣




NA｢それに、こんな時間に1人でなんて

メンバーが知ったら怒ると思うよ?笑｣





｢· · · · · ·でも｣





NA｢あのね、ねね｣




NA｢ファンの子たちは急に発表されて

今はまだ戸惑ってるだけだと思うんだ｣





NA｢ねねの実力や、性格を知ったら

絶対みんな認めてくれるよ｣




NA｢そして何より、俺たちがねねのことを

誰よりも認めてる。｣




NA｢もう、8人で三代目なんだ。｣




NA｢一緒に解決すればいいんだよ｣





｢· · · · · ·｣




そっか、私、こんなに大切にされてるんだ



三代目にいても、いいんだ




胸の中にあったモヤモヤが

すっと、消えたきがした。




NA｢ねね?わかった?｣





｢· · ·うん、ありがとう｣




私が笑うとその顔を見て

安心したかのようになおくんも微笑んだ。

30→←28

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す