EXILE TRIBEの愛され姫

26 ページ27

((臣side))


岩ちゃんと直己さんに続いて

みんなねねちゃんに近づく。




NA｢めっちゃ上手いじゃん!!!｣




健｢びっくりしたわぁ!｣




E｢後で一緒に踊ろうよ!｣





みんなに一斉に話しかけれてわたわたしてる。




何この子、すげぇ可愛いじゃん。





隆｢ねぇねぇ、これから一緒にやってくんだし

ねねって呼んでもいい?｣





あ、それ俺が言おうとしたやつ。





｢はい!大丈夫です!｣





隆｢俺のことは隆二って呼んで!｣





｢えっ!呼び捨てですか?｣





隆｢そ。あと敬語も要らない｣





なに隆二、積極的じゃん。





｢わ、わかった｣





隆｢呼んでみて?｣





｢· · ·りゅ、隆二· · ·｣





照れる姿をみて嬉しそうに

隆二がねねの頭を撫でる。





隆二だけ抜け駆けとかずるくね?





臣｢じゃあ俺のことも臣って呼んで｣





｢え· · ·っと· · ·臣· · ·ちゃん?｣





· · ·なんでちゃん付け。





ま、可愛いからいっか。





NA｢ちょいちょい!ボーカル組だけずるい!｣





NA｢んーっとねー、じゃあ俺はなおくんで!｣





健｢俺のことも健ちゃんって呼んでや!｣





E｢俺もエリーって呼んで!｣






｢· · · · · ·｣




みんなの言葉を聞いて一瞬ぽかんとした後

くすくす笑いはじめた。





岩｢ん?どうした?｣





｢んーん、なんか、

こんなに歓迎されると思ってなかったから

すごく、嬉しくて｣





そっか· · ·きっと不安だったんだろうな。




俺がねねの立場だったら

男の中に1人だけって、すげぇ不安だと思う。




これからは俺らが守んなきゃな。




まだ会って初日だけど

なんでか、この笑顔をずっと見てたいって

そう思ったんだ。

27→←25

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す