EXILE TRIBEの愛され姫

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((臣side))



2人で行けないことに

ちょっと拗ねてた隆二。



ばーか、ねねと2人っきりになんて

させるわけねーだろ。




なんて、ねねを自分のものかのように言ってるけど



悔しいことに違うんだなーこれが。






ｶﾞﾁｬ




楽屋の扉が開いたかと思ったら





……でた、俺達の天敵。





｢玲於！｣





ねねが嬉しそうに飛びつく相手。




俺達の後輩の佐野玲於。




玲｢っあっぶね...

急に飛びついてくんなよ、あほ｣




なんて言ってるけど顔にやけてんぞ、玲於





2人のいちゃいちゃを見せつけられて

イライラしだす俺達。





臣｢で、何しに来たんだよ｣





玲｢あ、お疲れ様です

今日帰るの遅くなるって言いに来ました｣





｢うん、そうかなーって思ってたから

今日メンバーでご飯行くことになったの!｣




玲｢そうなんだ

すいません、ねねのことお願いします｣





健｢言われんでもわかっとるわ!｣





玲｢じゃあな、ねね、また連絡する

それじゃあ失礼します｣




ペコリとお辞儀をして部屋から出ていく玲於。




玲於に会えたからご機嫌なねねは

俺達の気も知らないで呑気に鼻歌なんて歌ってる。





全員｢...はぁーーーー｣






俺達はこんなに好きなのになー




彼女とか作るとねねに構えなくなるから

あえて誰も作らない。


だから大袈裟に言えば、俺達はねねのもの。





でも、ねねは俺達のものじゃないんだよなー




くそ玲於、腹立つな。





メンバーが悶々としているのを知らず

未だ鼻歌を歌っているねね。




そんなねねは

今日もみんなに愛されています。

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