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『……無理を言っている自覚はあったのだけれど。怖くはないのかい？』
入間「あはは…こういうの慣れちゃってて…でも！毎回何とかなってきたので！」
怖がっても何も変わらないですし、と答える入間くんの態度に思うところはあれど、エレベーターが戻ってきたので会話を切り上げ、それに乗り込む。
『サリバン理事長は飛行試験の件は何も？』
入間「はい…おじいちゃんからはレースの事、何も聞いてないです…」
『ふむ、何しろこの学園の理事長だ。知らなかった訳でもないだろうし』
悪魔にとって飛行など造作も無い事だが、人間である入間くんは別だ。
何しろ、身体の造りが根本的に違う。
羽が付いていないのだから、飛べるわけがない。
入間くんにとっての無理難題を求められる今日の試験は、休ませるなり秘密裏に飛行魔具を渡したり等、あの人なら出来ただろう。
それをしないのは、入間くんなら大丈夫という確信でも有るのか、それともただの気まぐれか。
『考えても分かる訳でもなし、か。さて、そろそろ到着だ。心の準備をしておくと良い』
入間「うう緊張する…やっぱり今からでも棄権を…」
『カルエゴくんに事情を話すわけにもいかないしねぇ。理由もなしに彼が棄権を承諾する事は万にひとつもあり得ない』
言葉を紡ぎ終わった丁度、エレベーターのドアが開く。
降りた先には既に準備万端の生徒達がいて、入間くんが並ぶと、私とカルエゴくんによる試験の説明が始まった。
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nenene826(プロフ) - トルテさん» コメントありがとうございます！作中では出してないのですが設定としては何匹か使役しており、そのうちの一体にグリフォン等がいますね！ (2022年11月5日 7時) (
レス) id: 96de854a85 (このIDを非表示/違反報告)
トルテ(プロフ) - とっても面白いです！更新楽しみにしてます！夢主の使い魔って決まってますか？ (2022年11月5日 7時) (レス) id: 7cb7ad9413 (このIDを非表示/違反報告)
nenene826(プロフ) - めいですさん» 面白いとのコメント励みになります！！ 主人公とカルエゴ先生は同じクラスだったので、音楽祭は競い合うというよりも協力して乗り越えた感じが強いので、敢えて書きませんでした！ ご指摘ありがとうございます〜 (2022年1月4日 0時) (レス) id: 96de854a85 (このIDを非表示/違反報告)
めいです - 面白いです！ あと43ページの行事なのですが、収穫祭の後に続く音楽祭を忘れてますよ？(笑) (2022年1月3日 21時) (レス) @page43 id: c433abd432 (このIDを非表示/違反報告)
nenene826(プロフ) - かなぶんさん» ありがとうございます！！不定期更新なのでなかなか投稿出来ずすみません(´TωT`) そういってくださるとやる気もモチベも湧いてきます！頑張って続き書きますね！ (2021年8月9日 9時) (レス) id: 96de854a85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nenene826 | 作成日時：2020年3月11日 2時
