俺のｶﾉｼﾞｮはHiHi Jetsの愛され紅一点！？【IV】 (ページ30)

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6 究極の選択【💙】ページ30

ひかるside

明日は少年たちの千秋楽。

つまり、ホテルで過ごす最後の夜。

ここ一週間涼くんと一緒の部屋で、

いま涼くんは上裸で筋トレしてる、、笑笑

ひかる「ねぇ涼くん、みじゅが今日一緒に寝よって

言ってるんだけど、みじゅの部屋行ってもいい？」

涼くんは自分の耳を疑うように筋トレするのをやめて、

こちらを見てくる。

涼「、、行っちゃうの？」

真顔で言ってるけど、声はどこか寂しそう。

ひかる「えっと、、」

涼「昨日の夜さ、ギューしながら色々お話したじゃん？

その時間が俺めっちゃ幸せだなって思ってさ、

今日も一緒に居たいなって思ってたんだけど、、」

上裸だった涼くんは、

Tシャツを着ながらベッドに腰掛ける。

ひかる「うん、、、///」

わたしの手に涼くんの手が重なる。

さっきまで筋トレしてた人とは思えないほど、

優しい力で握られる。

涼「ひかるはさ、

、、、瑞稀と俺、どっちと寝たいの？」

真剣な目をして、淡々と尋ねる。

私を困らせたいというわけでもなさそうだけど、

涼くんは私を試しているようだった。

ひかる「それは、、、///」

涼「、、、？」

子犬のような目で見つめてくる涼くん。

ひかる「、、、りょぉくん。」

その瞬間涼くんの口元が緩んだ気がした。

にやけているのを隠しきれていない涼くんは、

涼「もっかい言って？笑」

とお願いしてくる。

ひかる「りょ！う！く！ん！」

すると、

涼くんが正面から覆い被さるように抱きついてきて、

そのまま押し倒される。

目の前に涼くんがいて、唇が触れそうなギリギリの距離だ。

涼「、、瑞稀なんかより、いい夜にしてあげる。」

END

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