おしにおされて３ (ページ44)

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風磨Side

郷里からきょうもっちゃんのことを名前で呼ぶことになった経緯をまず話すことになった。

そうすると樹とジェシーは

樹「いやいつの間に仲良くなってるんだって思ったんだよ～なんだよぉ！！」

ジ「え、めっちゃいい話じゃん！！」

謎に嬉しそうな樹と感動するジェシーだった。

風「で、郷里その後の家呼んだ話はどういうこと？俺も知らねぇぞそれは。」

『え、あのこの間銀髪のウィッグを被ってライブ出て………………そうこれなんだけど』

そういうと、郷里は銀髪のウィッグとライブ衣装を着た画像を見せてきた

ジ「えっこれAちゃん？！」

『正確には、私の演じるキャラクターの子が銀髪なの。だからそれで染めるのもなーって話で一緒に出る人と相談してウィッグかぶったんだよ～』

樹「へーすごいAちゃんじゃないみたい」

風「で、それでその姿をみたきょうもっちゃんから連絡が来たってこと？」

『そ、そうなの………………今って大我くん金髪でしょ？だから正反対みたいだねーって話してたら写真撮りたいって言われて、家にウィッグあるからいつでも被れるしきてって誘っちゃった……』

こいつ、無自覚にも程がある。

いや、まぁやっといま自分の気持ちに名前をつけたんだから許すとしよう。

風「どうすんだよ。家に誘うの？」

そう話すと、ジェシーが口を開いた

ジ「でも、大我もAちゃんみたいに内心慌ててそう」

樹「きょもって俺らといる時ずっと喋んないとかあるけど、なんだかんだ1番考えてるし。まぁなんかあったら俺らに行ってくれるでしょ！」

風「確かに、きょうもっちゃんってそんなイメージあるわ」

きょうもっちゃんと知り合って結構経つけど、いつも裏でも黙々とリハに専念してるけどその分なにか考えてる。

『そうなのかな……………………なんか緊張してきた………………』

ジ「大丈夫大丈夫！」

多分、郷里ならなんとかなる。そう信じている。