おしにおされて３ (ページ42)

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風磨Side

郷里はいいやつだけど変なところで頑固な部分が出てくる。

きょうもっちゃんの話をするといつもこう。

お似合いって言ったって毎回自分よりいい人がいるの一点張り。

樹「別にそんなことないよ？きょもとそういう関係なのかなって思うくらいお似合いだったからさ」

ジ「そうだよ、Aちゃんそんな自分のこと下に見なくていいよ？俺とか初めてあって仲良くしてくれたりノリ合わせて話してくれたりいい子なんだから」

郷里は樹やジェシーに言われると、そのまま俯いてしまった。

『そんなことないよ……』

樹「いや、本当に俺から見てたらお似合いだなぁって。2人とも話しててすっごい嬉しそうだったし。」

ジ「Aちゃんは大我のことどう思ってるの？」

『私は……………………』

そういうと、また郷里は考え始めた。

今まで、かもしれないという郷里の考えを変えさせたかった。

風「………郷里、もしだぞ？もし、きょうもっちゃんに彼女が出来て、今みたいに連絡できなくなるかもしれねぇんだぞ？」

『…………………………そ、それはやだ』

ほら、答えはすぐそこ。

風「………………………………ほら、お前答え出てんじゃねーの」

『…………………………好きなんだね。』