ラブリルブラ Ⅱ (ページ4)

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『てか私が運動苦手なの知っててSwitchSports選んだよね？』

大輝「A見てなかったと思うけどTwitterで何がいいか聞いたら結構多かったんだよね〜樹くんにも連絡したらいいと思うって言ってたし、やしろちゃんもむしろAにやらせろって」

樹も紬も絶対私が変な動きしてるの見たくてやお兄ちゃんに言ったでしょ………

大輝「あとWebカメラ持ってきたから動画にしようよ。絶対はねるよ」

『まぁ確かにお兄ちゃんとの動画最近なかったもんねぇ』

大輝「あと愛莉が動いてるAの動画見たいってさ」

『………愛莉さんが言うならやるしかないかぁ』

愛莉さんはいつも私のことを本当の妹のように接してくれる。しかも動画編集とかクリエイティブな人だからたまにサムネイルとかも作ってくれたりとかアドバイスくれるから、そんな愛莉さんの希望ならやるしかない！

決めたことなのでとりあえずWebカメラと動画を撮れるように準備をすることにした。
あと私は顔出ししてないからちゃんとマスクとか対策して、お兄ちゃんは顔出ししてるからなんとかできるでしょう。よし。

『ほえ〜こんな感じなんだ』

大輝「よし、2人でやるぞー最初バレーな」

『う、うん……』

大輝「最初操作方法あるし、Aやりな？」

『ありがとう〜』

大輝「レシーブくらいならAもいけるやろ？」

『び、びみょう………』

大輝「タイミングあってへんやん！」

タイミングが合わないながらもなんとかスパイクとかも練習出来たし、大丈夫だろう。
うわぁこれ絶対コメント欄でAwwwみたいなのタイムスタンプ押されるんだろうな〜

大輝「よし、本番」

『もう負ける未来しか見えないよ』

大輝「よし俺からやな？……ほい！」

『うわわわわわきたきた、はい、いけたから、よしスパイクー！！』

大輝「はぁ？！なんでタイミング早いねん！」

『えぇ入ったの？！』

どうやらSwitchSportsの女神様は私に微笑んでくれているようだ。そこから試合が進んでも普通にお兄ちゃんと接戦でなんとか勝利した。

『これ面白いねーあとで樹ともやろ』

大輝「こら、撮影してる！」

『あっ』

楽しすぎて忘れてた。
ここはピー音入れておこう。よし。