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それからかなり遅くまで飲んでたから、3人はそれぞれタクシーで帰ることになった。
流石に寝床がないし、みんな撮影で疲れてるから床で寝てとはいえなかったから仕方ない。





慎「じゃあお邪魔しましたーAまた紬とマリカやろうね〜」



『うんやるやる〜』



ジ「また酒飲みに来るね?」



『じゃあ次は1年後で……』



ジ「HAHA!!なんでなのさ!!」



京「じゃあ1年以内に歌ってみたやってね」



『そ、それは善処します……』






また今度は北斗やこーちくんも揃って来てもらうことだけは約束した。
………………樹だけは不服そうだったけど。







『あはは、ほんとみんな面白いね〜』



樹「ほんと毎日面白いよみんな」



『………………あ、そう言えば樹なにか聞きたいことあるの?』



樹「えっ、なんで?」






樹は隠してたつもりなんだろうけどバレバレだ。
シャンパンを持ってきた時からなんかソワソワしてた。なにか聞きたいことでもあるんだろうけど皆に内緒にしてバレないようにしてたんだろうけど、流石にわかるよ。






『まぁ、なんとなく。別に聞きたくなかったらいいんだけどね〜』



樹「…………」



『………………よし、そろそろ片付けてねるか〜』






多分言うのも迷ってるんだろう。
別に聞いてくれてもいいのに。






樹「その、シャンパンコールはなんでしてたの?」



『へ?』



樹「いや、たまたまAの部屋行ったら聞こえてきたから」



『………………もしかしてシャンパンコールしてたから私がホストに興味持ったとか思った?』



樹「まぁ、そんなとこ」



『ごめん、ほんと勘違いさせて。』



樹「いや、俺も別にAがそういう楽しみとかできたらいいんだけどさ」



『むしろ私も空調良くなかったからちょっと防音室のドア開けてたから聞こえたんだよね?』



樹「今日蒸し暑かったしね」



『あーやっぱりそっか…………』






なんだかこれはあらぬ勘違いをさせている気がする。どうしよう………………
あ、そうだ。明日も樹は仕事がないんだしいいか。






『樹、良かったら今日の私の配信見てみない?』






なんだかそれで疑問が払拭出来ればいいかなぁって。樹に勘違いさせるのは自分が嫌だったから、だからこそその勘違いを止めたかった。








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作者名:ねね | 作成日時:2022年3月30日 12時

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