ラブリルブラ (ページ41)

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MVの撮影も23時くらいだったから、そこから各々用意をして各自用意が出来次第うちに来ることになった。
俺も家に着いてからシャワーとか浴びたかったし、とおもってシャワーを浴びた。

そういや酒ってたしかAの家にシャンパンとかボトルが会ったはずだし、なんかつまみになりそうなものがあれば持っていくか。
そう思って手持ちの合鍵でAの家のドアを開けた。

にしても、Aが立て込んでるなんて珍しいな……
と思っていると声が聞こえてきた。

『シャンパンはいりまーす！！』

は？！どういうこと？！
思わず叫びそうになったけど、一応Aも配信中だ。急にドア開けたりとかするのはやめてって言われてるしその衝動はなんとか抑えることにした。

『…………ふぅ！…………ふぅ！………………ふぅ！……………………いただきまーす！』

いや、めっちゃ気になる！！！
Aって見た目は髪の毛染めてるし、俺が雑誌でギャルが好きとか言ってるからか服もギャルっぽいのよく選んでるけど性格的にホストクラブとか行かないし。いや、いってたら大輝さんがそもそも止めてるか。

でもホストクラブには行かないし、なんならお酒は最近俺と家で飲むことが多いのに……

『シャンパンはいりまーす！』

どうしても防音室のドアの隙間が空いてるから空調の問題で開けてるんだろうけど、配信の内容とはいえ普段の姿かけ離れてるからなぁ

『シャンパン！シャンパン！あなたが今宵の！！……シャンパン！シャンパン！今宵も貴方に……皆さん一緒に！！…………フゥー！！！！』

気になるけどこれずっといると気になりすぎる。俺は一旦自分の部屋に戻ることにした。
にしてもなんなんだあのシャンパンの連呼……
Aはシャンパンとかあんまり飲んでるイメージがないからなぁ……

そんなことを考えると、きょもが到着したみたいで連絡が来ていた。下まで迎えに行くと、3人揃ってたからとりあえず家に案内することにした。

ジ「あれ、Aは〜？」

樹「……あー、配信してるっぽい。多分書き置きしたし、連絡入れてるから間に合えばって感じじゃない？」

ジ「まぁ俺樹の家泊まるつもりだしいいか〜」

樹「いや良くねぇからな？！」

なんとかジェシーには帰ってもらうように説得したけど、それよりも俺はシャンパンコールが気になって仕方なかった。

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