また会う日まで (ページ31)

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普段の日常ページ31

普段の日常が戻ってくる、はずだった。

エマ「来ないね。支援者からの電話。」

レイ「あぁ」

あれから、何日か経ち、私は普通の言葉で、
エマたちと会話ができるようになった。

『、、、、なにか、嫌な予感がする。』

そう。このあとは、、なにかよからぬ事が
漫画では起きたはず。

エマ「とりあえず、戻ろっか。
交代しよ？ルーカスと」

レイ「そうだな」

思いだせない。何か、良くないことが
起きると分かっているのに、、、、
早く、伝えなきゃ。この、ことを。

『あ』

エマ「え？」

ルーカス「敵襲だぁ!!!!」

『ラートリー家の奴らがきた!!皆、
早く隠し通路へ!!』

思い出した。アンドリューが。
アンドリューが!!

アンドリュー「さぁ。一斉殺処分だ」

『っ!!』

確か、この後は、、、、

『エマ!クリスを、下げといて!!』

エマ「え？なんで、」

『早くっ!!』

「ズドン」

エマ「え」

レイ「は」

『クリス!!下がって!!』

私は、クリスに飛びつく。

クリス「え？A？」

ズドンッ

エマ「クリス!!」

『そんなっ』

分かってたのに、防げなかった。

『ユウゴ!!防火扉を閉めて!!』

レイ「ガスっ」

レイ「口を塞げ!!出来るだけ息をするな!」

エマ「ここと。ここは塞がれていない、」

レイ「つまり、ここからなら。」

「「「逃げれる!」」」

アンナ「だけど、シェルターを出てからは？」

ナット「追いかけてくるよな。」

ジェミマ「シェルターから、出ていくの？」

アリシア「やだよぉ、、、、」

ユウゴ「、、、、クリスの容態が
心配だ。早く、ここから離れて方が良い」

レイ「、、、、まさか」

エマ「ユウ、ゴ？」

ユウゴ「大丈夫だ。お前ら。ここは、
俺たちに任せて先にいけ。」

ロッシー「ユウゴ達も来るよね？」

ルーカス「あぁ!」

ルーカス「オリバー。」

オリバー「え、？」

ユウゴ「子供は無茶すんな
さぁ、行け!!」

それが、私達の聞いた、ユウゴ達の最後の
言葉だった。