異世界転生(エマ達が) (ページ34)

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おわかれページ34

紗也乃「準備はいい？A」

『うん…』

紗也乃「言うことは？」

『っ…ない、よ』

紗也乃「…そう」

エマ「ねぇ。どうやって戻るの？」

紗也乃「それは、池よ」

レイ「池？」

ノーマン「あ、もしかして、あの時の
引き上げてくれた女の子って
紗也乃さんなの？」

紗也乃「えぇ」

『じゃあ、行こっか。』

池についた

ノーマン「それじゃあ…」

エマ「ねぇ、ノーマン。
おわかれの言葉が言いたい。」

ノーマン「そうだね、
僕も言おうかな」

ノーマン「A、最初、君のことを
信じてなかった。君をずっと疑ってた
本当に、ごめん
そして、ありがとう。
こんなに楽しかったのは、凄い
久しぶりだった
僕は、Aのことを絶対に
忘れない。もし、また、会えたら
その時はよろしくね？」

『うん…』

レイ「お前は、俺の気持ち、全部
わかっててくれてたな。
俺、ハウスで、幸せだと思ったことが、
エマとノーマンと一緒にいるとき
だけだったんだ。
こんなに楽しかったのは生まれて
初めてかも知れない。まぁ、
計画を変えるつもりはないからな
俺は、絶対に、二人を守る。
もう、会えないかも知れないけれど、
忘れないでくれたら、嬉しい。
じゃあな。」
　
『レイ…また、会おうね』

レイ「…」

エマ「ありがとう。A
この一週間くらい凄い楽しかったよ
私、もっとこの世界にいたかった。
でも、私には、大切な家族がいる。
だから、私たちが脱走したら、また、
会おうね？
わたし、絶対に、Aのことも、
忘れない。絶対に。
だから、私たちのことも
忘れないでね！」

『当たり前だよ！私も絶対に忘れない。
ありがとう。』

ノーマン「じゃあ…」

エマ「あ、」

『どうしたの？』

エマ「あれ？おかしい。」

レイ「ん？」

エマ「テープレコーダーにあった
人って、二人だったよね？」

？？？「フフっ！」