異世界転生(エマ達が) (ページ22)

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みおんページ22

エマ「ねぇ、A、似てるからと
いって、みおんが犯人だとは
限らないよね？」

『うん。たとえ、似てるだから、
私の時のように、ただ、声を
変えているだけの可能性もあるから』

レイがうなずく

レイ「あぁ。例えば、Aと、えーっと
なんだっけ？由紀乃をあわせるより、
Aと、みおんやことこを
会わせた方が疑われやすいからな」

ノーマン「まぁ、でも、だからといって
Aや、みおんが犯人じゃないとは
限らないけどね」

うっ…(泣)
でも、そりゃそっか…
どうにかして疑われないようにしなきゃ

『みおん？』

みおん「あれ？Aたちじゃん
どうしたの？」

エマ「これに聞き覚えは？」

みおんはテープレコーダーを聞く

みおん「ない」

ノーマン「これについてなにか
知っていることは？」

みおん「ない」

レイ「即答する理由は？」

『それは、私から。みおんは頭の回転が
早いから、どんな質問も結構早く
答えられるんだよ』

みおん「んで？他に聞きたいことは？」

『みおん、貴方はこの世界にエマたちを
呼び出した人ですか』

みおん「違う」

『…ねぇエマ、多分これ、みおんは全く
関係ないよ。みおんって、嘘つく時は
何か考えて答えを言うけど、これは…』

エマ「そっか…」

みおん「ごめん。一つだけ訂正させて
このテープについて知っていることは
ないけど、気になることがあるの」

みおん「これ、少し言葉が
変えられてるけど、昔やった劇のシーンに
似てる…」

『あ、確かに
違う台詞のところもあるけど』

みおん「これ、声を変えたとかじゃ
ないんじゃないかな
言葉を変えてる気がする」

『なるほどね。ありがとう、みおん』

みおん「ちょっと待って。A、
私の声とおんなじような感じだからって
疑ったんだ？」

『あっ…(死)』

みおん「うん！こっちに来な」

『あぐっ、うわぁぁぁあぁぁぁ！』

エマ「…と、とりあえず授業いこっか！」

ノーマン「う、うん」

レイ「そ、うだな」