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「ッあぶねぇ！！A！！大丈夫か！怪我はないか！」
「まぁまぁ・・・！！ルフィ君が助けてくれたから大丈夫よぉ〜、それにしても急にこんな危ない物を撃ってくるなんて・・・メッですよ！」
プリプリと頬を膨らませまるで子供を叱るかのように怒るAに一同そろってツッコミを入れる
((いやそこかい！))
「何すんだぁ！！Aが怪我でもしたらどうするんだ！！！
それにリュックには大事な弁当が入ってんだぞぉ！！」
「そうですそうです！食べ物を粗末にしてはメッなんですからね」
「「ええええええ！！！！」」
「て、手配書と・・・・同じ顔だああああ！！！」
「アイツが本物の麦わらだったんだぁ！！！だけどあの隣にいる女は誰なんだ・・・ッ！？」
各々から混乱や驚愕が入り混じった声があがる
「麦わらァ！！！」
「あ！！またお前俺の邪魔すんのか？騒ぎを起こしたら出向しづれぇって言われてんのにぃ・・・」
「安心しろ！出向する必要はねぇ、2年前と違ってワイは正式に海軍になったんだ
ここでお前をとらえる！！！・・・PX-5！！」
戦桃丸の掛け声により再度PX-5からレーザーが解き放たれる
しかしそれをいとも簡単によけてしまうルフィ
Aはこれは私が昔みたあの可愛さもあった少年なのだろうかと目を疑った
「A、ちょっと待ってろ」
そういったルフィの背中はとても大きく見えた、一緒に過ごしていない間に何があったのか
Aには分からなかった、だけど遠くへ行ってしまったような感覚に寂しさを覚える反面
「ギア2nd、ゴムゴムのォ・・・・！！ジェットピストル！！！！」
いとも簡単にPX-5を倒してしまう彼はこんなにも強くなったんだと嬉しくも頼もしくもあった
「ニヒヒ！どうだ！A!俺強くなっただろ！！行くぞ！！
あ！ほんじゃぁな！！」
「る、ルフィ君！これは恥ずかしいわよ・・・！」
お姫様のようにAを抱きかかえ颯爽と走り抜けるルフィ
しかし逃がすまいと後を追う海軍達
「Aと早く冒険がしてぇ！何があっても守るからよ！
もう俺はお前を置いていかねぇ！また一人でどこかにいっちまったら困るからな！
今回見つけられたのもラッキーだったしな！
まあでも、次どこかにいっても俺はお前のこと見つけ出すからな」
太陽は笑う、きっとこれから沢山辛い事も起きるだろう、だけど彼と一緒ならどんな困難でも怖くはないと
そう確信した
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作者名：ねんねこ | 作成日時：2023年3月23日 22時
