【ONE PIECE】君は海に溺れる (ページ12)

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「それにさぁ、怪我してたって隠すしよ。かーちゃんととーちゃんの事で泣いてたって泣いてないって笑うしよ俺が割って隠した皿自分のせいにしちまうしよ
・・・でも俺、そんなAが好きだ。でも笑ってんのが一番好きだ！だからよ、これからは一緒に冒険にいこう
前にも言ったかもしれねぇけど
俺が守るどこにも行かねぇ、もし離れたってAを迎えに行く俺はAがいいんだ」

私はうそつきだ、私に足りないものは
私に一番足りなかったものは勇気だった彼を信じる勇気
信じたい、それだけじゃダメだったんだ、だから・・・

「う"ん”！私もルフィ君の傍に居たい、もう離れたくもないもっとこれから頑張って強くなって海賊王のお嫁さんに似合う人になる、だからこれからも一緒に居てください・・・ッ」
「おう！・・・あ！そうだ！」

帽子をふわりと取り上げられ、その声に何事かと顔をあげると
唇に柔らかい感触を感じた、そして目一杯のルフィ君の顔

「な・・・な・・・！」

キスをされた

「ニシシ、嘘ついた罰な！あ、この数年埋めるつもりでいろよ！」
「～～～～～ッッ！！ルフィ君！！」

顔から火が出そうな程に、だけど心は溶けてしまいそうなほど暖かかった