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裕翔はほっそりとした両脚を大きく開かせてから肩に掲げると、勃ちあがったものには触れず、その奧にある固い窄まりに手を伸ばした。
「どんな具合かな？」
「あ！ だめっ、ゆうと…！」
そこから先は、ウブなヒカにとって、想像を絶するような卑猥きわまりない行為が待っていた。
両腕を縛られ、ほとんどごーかんまがいに抱かれてしまい…。
半ば無理やりだったが、それでも裕翔はヒカの肌を丁寧に撫でて触って舐めて…。
快感の琴線に触れるまで、徹底した愛撫で責め抜いた。
「だめ…ゆうと、ゆうとぉ…っ。イっちゃう！」
想像を絶するほどの快感を与らて喘ぎ啼かされて、ヒカはとうとう後ろでイかされた。
裕翔の匂いのするベッドの中で汗に濡れた身体を横たえたまま、ヒカは乱れた呼吸を整えている。
「……ヒカ」
声の主に背中を向けているのは､今にも泣いてしまいそうな悲壮な顔を見られたくないからだ。
「なぁヒカって、こっち向けよ」
散々なことをしたくせに、急に優しい声で呼ばれると余計ムカつくし切なくなる。
それにしても…。
初めての行為でうしろでイってしまった事が、ヒカはまだ信じられなかった。
自分がこれほど快楽に弱い体質だったなんて想定外だったし、なにより裕翔にごーかんされたんだと思ったら本気で泣けてくる。
弱みを見せたくないのに、まぶたを押し上げて涙が溢れてきた。
「っ……ぅ…ぅ」
嗚咽が漏れてしまうと、裕翔が飛び起きた。
「ヒカ？ え！？ なんで泣いてるの！」
無神経な問いに、グッと歯を食いしばる。
なんで泣いてるのかだって？
そんな事もわからないなんて、裕翔は俺を馬鹿にしてるんだろうか。
「おまえ、最低…」
「どうしたんだよ。なぁヒカ」
急にしおらしくなった裕翔は、ようやく興奮から覚めて我に返ったらしい。
昔から熱い奴だったから、時折、感情のまま暴走する事はあったけれど。
だからといって、そんな簡単な言葉で片付けられない仕打ちを受けたんだって、ヒカも充分わかっている。
「こんなの……ごーかんだからな」
だからこそ、まわりくどい言い方はやめた。
背中を向けたままのヒカがぼそりと訴えると、顔色を変えた裕翔があわててヒカを抱き起こして顔をのぞき込んでくる。
「ごめん。ごめんごめん！ そんなつもりじゃなかったんだ！ でも…ごめん」
「裕翔の馬鹿。きらい…っ」
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ねね子(プロフ) - しろくまさん» 最初から読み返してもらったなんて嬉しいけど恐縮。ありがとうございます！ 誤字脱字などすでに色々直したい所が山盛りなのに放置してるの恥ずかしい（笑）次回作のオメガ光くん、色々と萌えを練り込みながら楽しんで書けたらなと思ってますo(^-^) (2019年3月18日 23時) (
レス) id: c981404cfd (このIDを非表示/違反報告)
ねね子(プロフ) - 藍さん» こちらでもありがとうございます。後日談もすごく書きたいのですが、まずはジゴロを終わらせないとですね（汗）でもありがとうございます。藍さんの作品も今読ませてもらいましたよ♪作品、頑張って下さいね(@^▽^@)／ (2019年3月18日 23時) (レス) id: c981404cfd (このIDを非表示/違反報告)
しろくま(プロフ) - ねね子さま、完結おめでとうございます。最初から読み返してやはりねね子さまのやぶひか最高…と悶えています。ゆと君も可愛かった…。甘くて苦い、初恋にふさわしい素敵なお話でした。いつもながらありがとうございます。新連載も楽しみにしています(#^.^#) (2019年3月18日 19時) (レス) id: 58687bcc1e (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - 初コメ失礼します！まず、完結おめでとうございます。作中ずっとニヤニヤしながら読ませていただきました。（後日談みたいな、続編も見てみたいなんて……）これからも執筆頑張って下さい♪ (2019年3月18日 8時) (レス) id: df207c3009 (このIDを非表示/違反報告)
ねね子(プロフ) - しろくまさん» ありがとうございます(*^▽^*)／ このあとはピッチを上げて、ラストまで突っ走ります。でもそろそろ新しいお話書きたくなってるけど、最後まで頑張りますね（笑 (2019年1月23日 14時) (レス) id: c981404cfd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねね子 | 作成日時：2018年11月9日 23時
