[ONE PIECE] 結ばれちゃいけない愛なんてないpart2 (ページ27)

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p.72 世界を騒がす朝刊の記事ページ27

ASide

ロー「これでいいんだ。やつにはこうするしか方法はない」

ルフィ「ふーん。で、なんで俺たちの顔まで載ってんだ？」

全員「？？」

朝刊にはドフラミンゴが七武海をやめたこと、私たちが同盟を組んだことが大きく記事に載っていた

サンジ「七武海トラファルガーロー」

ナミ「麦わらの一味、エレーナ D Aと異例の同盟？」

ブルック「ローに対する政府の審判は不明…ですって！」

ナミ「まだあるわよ！」

フランキー「なんだこりゃあ」

ナミさんが指を指した記事にはキャプテンキッドアプーそしてホーキンスの海賊同盟のことが報じられていた

ナミ「私たちの他にも同盟を組んだ海賊がいたなんて…」

「この人達は一体なんの目的で同盟を組んだのでしょうか」

ルフィ「あいつらもかぁ同じこと考えてんのかな」

ロー「よそはよそだ。俺たちは作戦を進める。今はドフラミンゴに集中しろ」

するとトラファルガーは立ち上がり、シーザーの方へ向かうと、ガッと頭を掴んだ

シーザー「ぐっ！」

ロー「これで昨日の取引が…ドフラミンゴにとっていかに重いものかが分かっただろ。俺たちはシーザーを誘拐しただけ。それに対し、やつは10年間保持していた国王という地位と略奪者のライセンス、七武海という特権を一夜にして投げ捨てた。この男を取り返すためにここまでやったことがやつの答え」

「……」

ロー「俺はやつの答えが出た時、俺から連絡するとやつと約束をした」

ウソップ「ひぇぇ！ってことはいまからドフラミンゴに直接連絡を取るってことか？！」

ロー「そういうことだ」

ウソップ「いやーーー！殺される！！ちくしょーー！」

ゾロ「まだただの連絡だろ」

チョッパー「ほ、本物の、ドフラミンゴ…(震)」

「……」

トラファルガーは私たちの心の準備も待たず、1人で準備をしている

ウソップ「おまえ！ちょっとは間を取れよ！Σ」

でんでん虫「プルプルプル…プルプルプル」

ウソップ「おい！！Σ」

「しっもう繋がってるんですよっ」

ウソップ「ちくしょーー…ほんとにドフラミンゴに喧嘩売っちまった…」

トラファルガーが受話器を持ち、ドフラミンゴが出るその時を私達も黙って待っている

やつの声はもう2度と聞きたくはなかったが…

でんでん虫「ガチャ…」

全員「！」

ロー「！」

ドフラミンゴ「……俺だ…」

受話器からドフラミンゴの声が聞こえる

ドフラミンゴ「七武海を…やめたぞ」