[ONE PIECE] 結ばれちゃいけない愛なんてないpart2 (ページ11)

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p.57 従順ページ11

ローSide

ルフィ「いやーほんとにあの時のアザラシじゃねぇか。強くなったな」

ルフィ「あ？なんだこれ」

ジュゴン「ふぉご！ふぉぉご！」

チョッパー「これは新聞で師匠の傷を見て真似をしたんす！」

ルフィ「え？自分で怪我したんか？」

ジュゴン「ふぉご！」

チョッパー「ペンキで書いたっす！」

ルフィ「ぶっはは！なんだそれ？！」

麦わら屋はその場で笑い転げる。ほんとにお気楽なやつだ

ロー「で？その麦わら屋の弟子がなんで新世界に来た。俺達の大事な人質をかっさらっていったんだ」

ジュゴン「ふごぉ？！」

チョッパー「ええっと、師匠の船とは知らずに襲ってしまい、申し訳ないっす。これには深い事情があるっす。実は…」

チョッパー「アラバスタで師匠たちと出会って師匠の言葉に憧れたオイラは一人、師匠のような自由な海賊を志して大海原に飛び出したんす！立ちはだかる強大な敵！たくさんの仲間たちとの出会い！数々の困難を乗り越え、怪獣海賊団を結成した自分たちはついに新世界にたどり着いたっす！でもその時…」

チョッパー「あの男。ブリードが現れたんす」

チョッパー「今のオイラ達はやつの奴隷っす。俺達がシーザーってやつをさらったのもあのブリードの命令っす」

ロー「ブリード…あいつが黒幕か…今の話だとドフラミンゴとは関係なさそうだが」

ルフィ「わかんねぇなぁ、お前はそれだけ強いのに、なんであいつの言いなりになってんだ？」

ジュゴン「ふぉぉう…」

チョッパー「それは…」

放送「せいれつだ！てめぇら！」

ルフィ「なんだァ？」

チョッパー「今の声…」

放送「お前何しやがる！」

「助けて！誰か！」

放送「っち！邪魔だ！」

「きゃあ！！」

ルフィ「Aの声だ！おいお前！Aから離れろ！」

ロー「……っく…」

ブリードという男に何の目的で攫われたのからは知らねぇが…多分Aの種族が関係しているだろう。早く助けねぇと手遅れになる…！

ジュゴン「ぐわ！くわ！」

ルフィ「どうしたんだ！」

チョッパー「早くここから逃げてくれ？！」

すると緑の首輪のようなものが反応し、ジュゴンらは整列させられる

ブリード「ペトト…ご機嫌麗しゅう。クソ人間ども！」

整列の並びの奥の入口からブリードが現れる。Aはいないようだ

ブリード「てめぇら！集合がおせぇんだよ！いいか。ペットってやつはなぁ1に従順2に従順３、4に従順5に従順なんだよ！」

随分と…悪趣味なやつのおでましだな