あなたとわたし (ページ7)

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宇髄も食事を終えて着替えた後
連絡先を交換して自分の家に戻る。

煉「何から何まですまない」

A「全然だよ！寧ろ初対面なのに変なとこばっかり見せたの私だし…！また天元と遊びにきてよ！！駅近くで飲んだ時寄ってくれてもいいし！」

煉「君は…誰にでも言うのか？」

A「へ…？…あ、違うよ！だって杏寿郎は天元のお友達というか同僚というか…。しかももう私は友達だと思ってるんだけど…迷惑だったかな？」

煉「っ…！！いや、すまない。ありがとう！また近くに来たときは寄らせてもらう！」

A「うん！でも、連絡してから来てね！じゃ、天元も杏寿郎も、気をつけてね！」

宇「おう！あんまり考え過ぎんなよ！」

煉「何かあったら聞くから連絡してくれ！世話になったな！！」

手を振り合って家路に着く。

煉「宇髄…やはりAを傷つけた男の顔が見てみたい。あんな優しい子を…」

宇「だろ？あいつ良い奴すぎんだよ。放っておけねぇの分かんだろー？」

煉「うむ…。」

宇「まぁ、煉獄があいつの事気になるなら協力してやるよ。」

煉「なっ？！違う！ではまた明日職場で！」

宇「はははっ。おう！またな～」

頭の中でずっとあの子の笑った顔が
ぐるぐる回るのに気付かないフリをした。