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あれから私が杏寿郎のご家族にお会いしたり、私のお父さんや妹に杏寿郎が会いにきたり、正式に挨拶をして回った。
そう、わたしはもうすぐ
晴れて煉獄になる。
今日は天元とドレスを選びにきた。
白のウェディングドレスは母親と選ぶのが夢だった私のわがままを聞き入れてくれた杏寿郎のお母様の瑠火さんと選びにきた。白のウェディングドレスもお色直しのカラードレスと色打ち掛けはサプライズで式当日に杏寿郎に見せる予定なのだ。
色々見て回っていると、
A「天元、これみて。」
宇「お!ド派手にいいじゃねぇか!」
それは燃えるような赤色の
カラードレスだった。
宇「THE煉獄って感じ」
A「みてみて、しかもお腹のベルトのとこ!炎の形になってる!!」
宇「いいじゃねぇか!決まりだな!じゃ、次は色打ち掛け選ぶぞ。」
そして天元がセレクトしてくれたのは、
黄色とオレンジの着物だった。中の方に白が入っており、所々黒で模様も入っている。
A「杏寿郎みたい…これ!」
宇「だろー?どうだ!」
A「気に入った!!
宇「お前白のドレスどんなやつなんだ?」
A「それは天元にも秘密!」
宇「んだよ!!…でもまぁ、楽しそうで良かったよ!!絶対ド派手に幸せにならねぇとな、」
A「うんっ!!!」
杏寿郎の驚いた顔が見れるまで
あと少し。
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作者名:えぬ | 作成日時:2020年12月5日 18時